運転する時の腰痛は右足が原因【短期的な対策と長期的な対策を紹介】
こんにちは、モトオカです。
運転をすると腰が痛い人の原因の多くは右足にあることが多いですね💡
車のアクセルとブレーキは右足で操作をします❗右足の筋肉がよく使われます😅
心当たりのある人は運転姿勢をチェックですね✋
— モトオカナオキ (@naoki_kokage) April 3, 2020
先日このようなツイートをしました。運転するときに腰が痛くなる人多いですよね。このツイートを解説します。
運転は右足を酷使するようになっている
腰が痛いといって来店される人の3分の1くらいは「よく運転する」という行動に当てはまります。「なんでかな?」と思って、僕自身も車を運転するので運転しながら体の使い方を感じてみました。すると、「あ、車って圧倒的に右足だけ使う」ということに気づきました。
その気付きを得てからお客さんの体のバランスを細かく見ていくとあるパターンがありました。そのパターンの紹介とその解決策を紹介します。
長時間運転する人カラダの歪みのパターン
長時間運転する人、運転によって腰が痛い人はこんなカラダの歪みのパターンがあります。
右足、右腕に筋肉の硬さがあるです。腰が痛いのはもしかしたら右腰ではなく左腰の場合もあると思いますが、それでもこのパターンは同じです。この歪みのパターンについてなぜこうなるか、もう少し詳しく解説します。
右足の筋肉が硬くなるのはイメージしやすいでしょう。アクセルもブレーキも右足を使うので、よく使う右足の筋肉が疲れやすいのは納得してもらえるのではないかと思います。
右腕にも硬さがあるのはなぜ
右腕にも硬さがある場合が多いのは少し不思議に思う人もいるでしょう。右腕にも硬さがでてくるのはこのような流れがあるためです。
【右腕の筋肉も硬くある理由】
右足を良く使う
= 右が作用点、左が支点の役割になるので左重心になる
= 左重心のバランスを、右腕でバランスをとる
= 右腕の筋肉を使うので硬くなる
運転がきっかけで肩こりにもつながる
このように右腕に硬さがでてくると肩の上がりづらさにもつながります。特に、手のひらを上にした状態が時に上がりにくいという人は運転がきっかけである場合が多いですね。
歪みがひどい人は座る時に足を組む
運転によって体に歪みができてしまった人は、普通に座った時にも足を組む習慣ができてしまいます。それも右足を上に重ねて足を組む状態になりやすいです。
車から立ち上がる時に痛みがでる場合
お客さんの中には運転に関してこんな悩みがある人もいます。
この場合は、足でも特に「太もも」が原因で腰痛を引き起こしているパターンが多いです。運転中は足首を使って操作することが多いのに対して、立ち上げる時には太ももの筋肉を使います。なので、運転中はそこまで痛みを感じないけど、立ち上がる時に強く痛みを感じる場合は「太もも」の筋肉が原因である可能性が高いといえます。
症状と原因は違う
ここでこんな疑問をもつ人もいるかもしれませんね。
この仕組みはなかなか理解しにくいかもしれませんが、痛みのある場所に原因がないことはたくさんあります。
症状は結果であり、原因は他にある可能性が高いことがほとんどなのです。そして、原因となる筋肉が使われた時に痛みを感じることが多いので、どんな動きをするときに痛みが強くでるのかを観察することによって、どこに原因がるのか特定しやすくなります。
長期的な対策と短期的な対策
ここまで運転によって「なぜ痛みがでるのか」「右足の硬いことが原因」であると解説しました。では、解決策としてどのような方法をとればいいのかも解説します。その前に腰にかぎらず痛みなどの症状において大切な公式があります。
「痛みなどの症状 = 疲労 > 回復力 」
であるということです。本来は、普段の活動で蓄積された疲労は人がもつ回復力によって取り除かれます。しかし、年齢や生活習慣によって回復力が下がってくると疲労が取り除けなくなります。
その状態が続いてある一定のレベルまでいくと、「痛み」という症状になって体にサインを出します。なので、対策としてはどんな痛みに対しても2つしかありません。
- 疲労を減らす
- 回復力を上げる
です。
短期的な対策:運転姿勢の改善
この運転の姿勢改善は短期的な対策と書きましたが、長期的にも使える施策です。ただ、回復力を上げることに比べるとすぐに実行ができるので短期的な対策にしています。
運転中はシートに深く座り、背中を倒しすぎている
車の運転姿勢で思いつくのは、シートに深く座ってリラックスした姿勢で優雅に運転している姿です。しかし、この姿勢は体の負担になるやういです。背もたれはあまり倒さずに垂直を90度とすると、100~120度くらいの垂直に近いくらいの倒し具合にするのがオススメです。
骨盤が後傾しないようにする
車のシートは座り心地がいいようにお尻側が少し深く設計されています。そのため、骨盤が後傾しやすくなっています。骨盤が後傾すると体のバランスをとるのに負担がふえるので背すじ良く、骨盤が後傾しないようにして運転しましょう。
長期的な対策:疲れない体質づくり
運転姿勢の改善ができたら、次に疲れにくい体質に変えていくことをおススメします。
質問:次の日には痛みがなくなりますか?
まず、あなたのカラダの状態をチェックしましょう。もし、こんな人は回復力が低下している可能性があります。
- 疲れがなかなか取れなくなっている
- 次の日になっても痛みがとれない
- 寝ててもよく起きてしまう
どうでしたか?当てはまっていれば回復力が低下していると考えられるので、対策を立てないといけませんね。
疲れない体にするための食生活改善
疲れない体にするにはさまざまな方法がありますが、食事の仕方で疲れやすさが変わります。一度、食生活をこちらの記事でチェックしてみください