【提案】肩こりが原因の頭痛にストレッチよりも優れた解決方法【僕が実際の施術で実証済み】

肩こり 腰痛

こんにちは、モトオカです。

相談者
相談者

肩こりからの頭痛がひどい。ストレッチをしているけどイマイチ効果がないな。何か方法はないかな。

そんな悩みのある人に僕から提案です。整体の施術をしている中で、セルフケアとしてストレッチを選ぶ人はたくさんいますが「ストレッチよりも効果あるかも」と思うことがあるので紹介します。

「ストレッチ」よりも「深呼吸」がオススメ

これは結論から言うと「深呼吸」がオススメです。

深呼吸と聞くと、普通すぎる。。。と感じる人もいるかもです。なので、僕がストレッチよりも深呼吸の方がお勧めである理由をこれからお話をしていきますね。

理由:原因は筋肉じゃないことが多い

まず、先にひとつ理解をして欲しいことがあります。

それは、「症状に対してしっかり知ることです。知ることで「正しい対策を取ることができます。こういうと、それはそんなこと知っているよ。と思う人がほとんどですね。

じゃぁ聞いてみたいのですが、

モトオカ
モトオカ

肩こりからくる頭痛というのは、どういう状態ですか?また、どのような対策が効果的であると思いますか?

僕の経験談では、肩こりからくる頭痛の半分以上は骨や筋肉に異常があるということではなくて、生理学的な要因によって引き起こされています。

生理学的な要因とか言われてもよくわからん。。。と思うので詳しく説明をしていきますね。

生理学的な要因で身体を硬くするって何?

生理学的な要因で体を硬くすると代表的なものとして

  • すごく緊張した時の肩こり
  • 初めて出勤で職場に行った時の疲れ
  • 睡眠不足の次の日の体が重い感くて集中ができない感じ

とかです。きっと、経験ありますよね。

こういう経験に共通するのは「骨や筋肉に異常が起こったのではない」ということです。

そうではなくて外からの刺激や精神的な刺激によって体がそれに反射する形で反応したことで、その結果として体に不調が起こったりしているのです。

「交感神経と副交感神経」という言葉をよく聞きませんか。このように生理学的な不調が起こる原因として多いのは「交感神経が優位になっている状態が長時間続いくとこのような症状が起こりやすくなります。

身体を硬くする要因となるものの例

ここで生理学的な要因によって体が硬くすると説明しましたが、その代表的なものを説明しておきます。

  • 過緊張
  • ストレス
  • 睡眠不足
  • 暑い時、寒い時

俺らのものに当てはまる人で肩こりがするであったりとか頭痛がするという人はその頭痛の原因は筋肉ではなく生理学的な要因であることの可能性が高いと言います。

ここまで話を進めると、肩こりからくる頭痛が生理学的なものであれば、ストレッチといった直接筋肉にアプローチをするための対策をとってもあまり効果がないことをが少しは納得をしてもらえるんではないかと思います

話自体は納得できたけど、それは本当なのかという疑問もあるかと思います。そこも出来るだけ納得してもらえるような証拠と共に更に解説していきます。

【動画】生理学的な要因の有無のビフォーアフター

まず、「生理学的な要因で体の硬さが変わる」ということについてそれの証拠となるような動画を紹介します。

これはモニターさんに撮影させてもらった動画になります。

【結果】比較写真はこちら

この動画で何をしているのかというのを少し解説します。

この動画では「普通に仰向けに仰向けになった状態で足を上げてもらうというもの」と「僕が頭を支えた状態で足を上げてもらうというもの」の比較をしています。

これがどのようなことを意味するのか。僕が何もしていないという状態は、あなたの普段の生活の状態であると考えてもらって大丈夫です。

そして、僕が頭を支えている状態というのは生理学的な要因を取り除いた状態であると考えてください。

どうして頭を支えると、生理学的な要因と取りのぞいた状態であるのかは詳しい解説は省きます。

感覚的には不安定な土台の上ではあまり激しい動きをすることはできないですが、安定した土台だと激しい動きを取っても大丈夫であるように、支えられてしっかりとした土台があると体の硬さが減少して、可動域を改善させることができるというふうに考えてもらって大丈夫です。

【体験談】生理学的な歪みで改善の難易度アップ

ここからは少し僕の施術をしてきた経験談についてお話をしようと思います。実際、施術をしている人っていうのはほぼいないと思うのでできるだけ直感的に話が理解ができるように進めていきますね。

先ほど生理学的な要因による歪みという話をしました。それに対して生理学的ではなく筋肉や骨などに直接異常があるものを「構造的な要因による歪み」という表現をします。

これらについてもう少しだけとその特徴を解説します。生理学的な要因というのは先ほども話したようにストレスや睡眠不足といったように日々のちょっとしたことで体が反応するという特徴があります。

それに対して構造的な要因というのは、例えば「過去に交通事故をした」であったり「手術をした経験がある」というような外から直接的な刺激や外傷といったものを与えられた時に損傷しやすくなります。

他にも、生理学的な要因が積み重なることによって、それが生理学的な要因から構造的な要因と変化することもあります。これよく言う、仕事でいつも使う筋肉が凝ってきたみたいな話はこれにあたります。

そして、この構造的な歪みが構造的な歪みが原因で例えば肩こりや腰痛さらに頭痛といった症状が出てくる場合もあるのですが、ほとんどの場合はこの生理学的な要因と構造的な歪みが組み合わさってその症状が作られています。

その場合でも必ず生理学的な要因の硬さをとってから構造的な歪みを解消しなければいけません。

そうしない、本来の硬さが表面化してこなくて硬さの感じが曖昧になってしまい、本来の原因である筋肉がどこなのか。っていうのが特定しにくくなってしまうのです。

この話は、施術をしてない人からすると直観的に納得はできないと思いますが、こういうこともあるという風な理解をして良くしてもらう程度で大丈夫です。つまり、どっちにしても一番に生理学的な要因を取り除く必要があるってことです。

実は、ストレッチってかなり難しい

他にもストレッチに関して少し疑問に思うことがあります。

それはストレッチというのはをたくさん紹介されていますが、結構を実行するのはなかなか難しいのではないかっていう点です。

例えば、テレビや雑誌、本といったメディアでストレッチが紹介されてます。

肩こりというような症状は一緒であっても、原因というのはけっこう人それぞれによって違うかったりします。本来は同じ肩こりであったとしても、検査→対策をとらなければいけないです。

でも、「この症状にはこの対策!」と決めつけてしまうのは、あまり得策ではないように思います。

さらに、個人的にストレッチという行為自体も難易度が高いと思います。

理由として、ストレッチと言っても体の使い方や、体を引っ張る角度によってのびる筋肉が変わるからです。なので、実は専門知識を持ってないとなかなか難しいのではないのかなと感じています。

深呼吸は一番カンタンな解決方法

ここまでの話を少しまとめてみます。

  • 肩こりからくる頭痛の原因は「生理学的な要因」の人が多い
  • まず、生理学的な歪みをとれ
  • ストレッチは結構難しい

っていう話をしました。まだ、解決策として、なんで「深呼吸」がいいのか。という疑問がのこってますね。

それは「一番カンタンだから」です。カンタンってめちゃくちゃ大切なことですよね。僕が整体の施術の時は時間が限られているので少し違う方法で生理学的な歪みを取り除いていますが、セルフケアで最もカンタンで始めやすいのは深呼吸ではないかと思っています。なので、まず深呼吸から試してみください。

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