【動画】親指サポーターで肩こりを解消【仕組みと検査方法も紹介】

整体

こんにちは、モトオカです。

今回は実際に肩の可動域が改善したセルフケアの方法を紹介します。今回の事例は「親指のサポーター」を使っています。動画をみてもらうとわかりますが、サポーターをつけただけで肩の可動域がかなり改善しています。なぜ、こんなに変化があるのか?また、どんな人にこのセルフケアが有効なのかなどを解説します。

もし、あなたにこのセルフケアが有効であれば意外と簡単に肩こりが解消するかもしれませんね!

【動画】実際に変化している様子

まずは、動画を見てもらった方が早いと思いますので一度動画をみてみてくださいね。1~2分程度の短い動画になっています。

ビフォーアフターの比較写真

動画をみてどうでしたか?サポーターをつけただけなのに可動域がかなり変化していますね。効果を実証できたところでさらに深堀りをして解説をしていきますね。

効果はサポーターをつけている時だけ?

相談者
相談者

これって効果あるのはサポーターをつけている時だけじゃないの?

もしかしたら、こんな疑問があるかもしれません。でも、大丈夫です。これはサポーターをつけている時だけではありません。サポーターは歪みを矯正しているので、しばらくつけてもらってその後に外してもらっても肩の可動域は改善されたままです。時間として10分くらいはつけてもらうのがオススメです。

でも、これで肩の可動域が改善したら、一生効果が続くのかというとそうではないのでそこは理解をしておいてください。あくまで現状の歪みを矯正しただけなので、原因となる日常生活を繰り返していたら、また同じように肩の可動域は現状してしまう可能性が高いです。

もし、そうなってもまた同じようにサポーターをつけて矯正をしたら改善される可能性は高いので、肩の可動域が減少してきたと感じたらまたサポーターを付けて矯正してもらえればオッケーです。

もっと早く効果を得るには「深呼吸」をする

サポーターの矯正の効果をもっと早く効果を得る方法があります。それは「深呼吸」をすることです。3回ほど深呼吸をしてもらうとそれだけで矯正が終了します。注意点としては普段より少し深く吸って吐く。ではなく、自分でできる最大まで吸って、最大まで吐くというようなかなり深い深呼吸をしてもらう方がオススメです。

なぜ、深呼吸で効果がアップするのか?

深呼吸で効果がアップする理由としては、身体の循環機能がアップするからです。深呼吸と聞くと呼吸だけが影響あるように感じるかもしれませんが、そうでもありません。呼吸をするということは、横隔膜をはじめとする呼吸に使われる筋肉が動きます。その筋肉の動きによって体の血液だったりの循環機能がアップするのでより早く効果を得ることができます。

他にも、呼吸の「吐く」という行為は副交感神経の優位にする働きもあります。自律神経の交換神経と副交感神経にはこんな特徴があります。

  • 交換神経→血管を狭めて、緊張状態にする
  • 副交感神経→血管をひろげて、リラックス状態にする

こんな働きがあったりするので、吐くことで血管が広がり循環機能のアップがさらに加速しています。

このセルフケアが有効な人

相談者
相談者

この親指のサポーターって全員に効果があるの?

こんな疑問をもつ人は多いでしょう。答えは残念ながら「ノー」です。全員に効果があるわけではありません。

よくテレビや本などで紹介するセルフケアなどで「肩こりの人にはこのストレッチ!」みたいな、症状をひとくくりにしてセルフケアを紹介するケースがありますが、症状は同じでも原因は違うことがほとんどなので、ちゃんと原因にあった対策をしないとあんまり意味がないと思います。

検査方法は「手のひらを上にして、上げる」

この親指のサポーターで効果のある人はどんな人か。その検査方法を紹介します。検査方法は「手のひらを上にした状態で腕をあげる」です。この状態で腕が上げにくい人は今回初めに紹介した親指のサポーターをすると効果を期待できます。

もう一度動画を貼っておくので見てほしいのですが、手の甲がある状態だとスムーズに腕が上がっていますが、手のひらを上げると腕が上がらなくなっています。

肩の可動域が改善した理由

ここまではセルフケアの方法や検査方法を紹介しました。次に「なぜ、親指のサポーターで肩の可動域が改善するのか?」を解説します。

先ほどの「手の平を上にした状態で腕をあげる」という検査では何を判断したのか。この検査で腕が上がらない人は前腕の内側(腹側)の筋膜の癒着がある可能性が高いと判断できます。さらに、これは僕の整体をしてきた中での経験則ですが、この前腕の内側の筋膜の癒着があるケースでは、、小指側ではなく、親指側の筋膜の癒着が起こりやすい場合が多いです。

この前腕の内側、さらに親指側の筋膜に負担がかかると、親指がどんどん中に入った状態で歪んでいきます。

そのため、親指のサポーターで親指を外側に広げるように矯正することで筋膜の癒着を解消しているのです。

今回セルフケアで使った商品

今回の動画で使った親指のサポーターも紹介しておきます。


必ずこの商品でなければセルフケアができないというわけではありませんが、しっかりと親指を外側に矯正できるものを選ばないと効果がない可能性もあるので、そこだけち注意してくださいね。