四十肩・五十肩の予防には前兆が大事。手遅れになる前のケアが必須

肩こり

こんにちは、モトオカです

先日こんなツイートをしました。

このツイートについて解説します。ツイートにも書いているとおり、ツイート内の記事のリンク先の記事には僕と同じ意見のことが書いていました。でも、少し難しかったりするのでそこをわかりやすく解説していきます。

四十肩・五十肩には前兆がある

僕が一番共感したポイントを紹介します。

昨日までなんともなかったのに、今日になって肩の激しい痛みに襲われる四十肩・五十肩ですが、それまでには前兆というべき症状が現れていることが少なくありません。加齢による肩の組織の変性だけではなく、皆さんが何気なく行っている日常の動作や不良姿勢などの積み重ねが知らないうちに肩に負担をかけ続け、それが限界に達したときに痛みとなって爆発したわけで、ある日突然、肩が損傷したわけではないのです。

引用:四十肩・五十肩を防ぐ!画像で紹介「気軽にできるストレッチ」

この部分ですね。特に何に共感したのかというと「四十肩・五十肩にも前兆がある」という部分です。

【四十肩・五十肩の前兆】

  • 肩こりや肩に違和感がある
  • 体が重く感じる
  • 疲れがとれない
  • よく足をつったり、寝違えを起こす など

軽くこの前兆について解説しておきます。1つ目の「肩こり・肩に違和感」はそのままでわかりやすいですね。肩に異変があって悪化すると四十肩・五十肩といった重症化するのは容易に想像ができます。

2つ目、3つ目の「体が重い」「疲れがとれない」っていうのは、身体の血液やリンパなどの循環機能が低下している状態になります。僕の経験上、この状態になると不調がおこりやすいことがわかっています。

「足をつる」「寝違えをする」というのもさっきも書いた循環機能が低下している時に起こりやすい症状です。ということは、「足がつる」「寝違えを起こす」といった状態にすでになっている人は、残念ですが、四十肩・五十肩になる日もそう遠くはないかもしれません。

これは四十肩・五十肩以外の症状も当てはまります。

他の例:ぎっくり腰にも前兆がある

四十肩・五十肩以外で急に症状が起こる代表的なものはぎっくり腰があります。「ぎっくり腰は急にくる」って印象がありますが、前兆がないのかというとそうではありません。でも、中には「前兆なんてない!」って感じる人もいるのではないかと思います。きっと前兆が何かを理解していないと、前兆があったとしても前兆ととらえることができないので注意が必要です。

ぎっくり腰の前兆も四十肩・五十肩と同じような感じだと理解してもらってオッケーです。体の調子が全体的に下がっている時に問題が発生します。

前兆段階でケアしないと手遅れに

僕が少し危険だなーと思っていることがあります。この記事を読んでいるあなたもそうかもしれません。

整体の施術をしていてたまにアンケートをとることがあります。アンケートの内容として「どんな時にケアしようと思いますか?」と聞くと「痛みに耐えれなくなった時」と答える人の割合が最も多いです。

つまり、割と症状が重症化してからしか対策をしないのです。これが何が問題なのかを解説します。

重症化すると治せる人が減る

一番の問題はシンプルに症状が複雑化すると症状改善の難易度があがります。僕が整体をしているから整体師、治療院だけの話かといえば、そんなことありません。

病院での薬での治療や手術でも同じことが言えます。早期発見が大切って聞きますよね。まさにそれです。つまり、どれだけ前兆を感じ取ってケアできるのかが健康状態の維持に関係してきます。

未病状態の維持は低空飛行

他にも問題だなーと感じるのは、未病の状態が続くことです。「未病」って言葉を聞いたことがない人もいると思いますので、カンタンに説明しておきます。

「未病」って何?

未病というのは、病名がない不調という認識でオッケーです。

先ほどの四十肩・五十肩の前兆にもあげた「体が重い」「疲れがとれない」といったものが未病に当てはまります。

この未病状態で毎日過ごすとなんか元気がない状態が続くので、仕事のパフォーマンスが上がらなかったり、体調が悪いと気分的にもイライラしやすかったりします。

対策:「疲労を減らす」か「回復力をあげるか」

じゃぁ、対策としてどんな方法をとるべきなのかについても解説します。これは2つの観点から解説をします。

1つ目:疲労を減らす

一般的に対策としてよく話に上がるのはこちらの「疲労を減らす」という観点です。ツイートの中のリンク先の記事にも対策が書いてありました。

悪い姿勢が肩に負担をかけていることがわかったところで、私たちの日常生活を見回してみると、文字を書いたり、書類を見たり、本を読んだり、パソコンを使うなどデスクワークのほとんどは、うつむいた姿勢です。家事にしても、台所で野菜を切ったり、洗い物をしたり、掃除機をかけたり、水まわりの清掃、アイロンかけなど、やはり前屈みになる動作ばかりです。

引用:四十肩・五十肩を防ぐ!画像で紹介「気軽にできるストレッチ」

この引用部分では姿勢について書いています。こんな感じで「姿勢を改善しましょう」的な話はよく聞きますね。姿勢が悪いと体のバランスをとるために、余計な筋肉が使われたりするので疲労が溜まりやすくなります。

疲労と聞くと運動をしたり、体を動かしたりしたときに「疲れた」と感じることだと認識している人が多いと思いますが、それよりもっと広い意味での疲労として、とらえてもらってオッケーです。

無理な姿勢で作業をすること自体が身体に疲労を与えているのです。

2つ目:回復力をあげる

次に「回復力を上げる」というものです。自然治癒力を上げるという言い方もできます。

具体的には睡眠環境を整えるのがいいですね。もし、「なかなか眠れない」さらに「寝ても疲れがとれない」という人は睡眠環境の見直しをしてみるのがオススメです。

「ぎっくり腰は癖になる」の理由

先ほども上げたように、四十肩や五十肩、ぎっくり腰は、歪みのない状態でいきなり起こる症状ではありません

日常的に疲労がたまって歪みが蓄積されていて、あるタイミングでいきなり強烈に症状として表面化してくるものになります。疲労による歪みと症状のなどの痛みの関係は下の図のようになっていると考えています。

これが前提にあると「ぎっくり腰はクセになる」も理解してもらいやすいと思います。つまり、ぎっくり腰の痛み自体は時間とともに改善されるかもしれません。でも、体の歪みが改善されたわけではありません。痛みがなくなった体にも歪みが残っています。

その歪みの残った体のまま運動をしたり、重いものをもったりすると、不意に歪みが症状のラインを越えて表面化するタイミングがきて、ぎっくり腰が再発するという仕組みになります。

痛みがなくても歪みを解消する習慣をつける

痛みが起きた時だけ対策をするのではなく。痛みがない状態でも体のケアをする習慣が必要です。日常的にケアをする習慣をつけることでぎっくり腰などの不意な痛みを避ける唯一の方法になります。

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ちなみに、「セルフケアの教科書」を実践してもらったモデルさんはこんな感じ腕が上がるようになりました。