日焼け止めの効果を左右するのは「選び方」より「塗り方」。

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日焼け止めは「塗り方」が大切。は意外と知られていない

日焼け止めに関して多くの人が「どの日焼け止めを選ぶべきか?」を迷っています。でも、実は「日焼け止めの選び方」より「日焼け止めの塗り方」の方が紫外線対策には大切になります。

これは意外と知られていないので、他の人と差をつけるポイントになりますね!

2つのポイント「厚く」「こまめに」塗ること

日焼け止めを塗る時に注意が必要なのは2点。

  1.  厚めに塗ること
  2.  こまめに塗ること

SPFやPAの値を決める実験は実生活の状態とは少し異なった環境で行われます。

実験は短時間かつ整った環境で行われます。環境が整っているので実生活より日焼け止めの効果が長持ちしやすいのです。

実験値と実生活で日焼け止めの防御力は半分以下に。

具体的な違いの一例として、日焼け止めの量(厚さ)があります。

SPF・PAを決める実験では皮膚1㎝²あたり2㎎の量を塗っています。でも、実生活では0.5㎎しか塗られていないと言われています。

当然、塗る量が少なくなると紫外線に対する防御力も低下します。どのくらい防御力が下がるのかというと「半分以下」になる可能性が高いです。

具体的なデータをみてみましょう!

【試料A】
2㎎:SPF70
1.5㎎:SPF60
1㎎:SPF40
【試料B】
2㎎:SPF55
1.5㎎:SPF45
1㎎:SPF40
【試料C】
2㎎:SPF55
1.5㎎:SPF45
1㎎:SPF30

って感じになっています。このデータを見てみると、実験値2mgと実生活値1㎎の差はだいたい1/3~1/2になっています。

しかも、この実験では1㎎までしか測定されていませんが実生活では「0.5㎎」といわれてます。なので、さらに効果が減少するのが予想されます。

汗や皮脂でダブルパンチで効果が落ちる

さらに、ダブルパンチとして実生活で活動していると汗をかいたり、皮脂がでてきたり顔を拭いたりします。これも日焼け止めが落ちる原因になります。

実は、日焼け止めは耐水性に関してはあまりいい結果がなかったりします。つまり、水に弱いのです。

日焼け止めは水にぬれると効果が落ちる

ある実験では、水に80分つかった後に再度SPFを計算すると15%程度まで減少した。という結果もあります。だから、汗をかいたり、雨が降ったりすると日焼け止めも一緒におちてしまう可能性が高いです。

なので、塗る量が少なくて、汗や顔をこすったりして日焼け止めが落ちると割とすぐに効力がなくなってしまいます。

なので、日焼け止めを使う時には2つのポイントに注意して効果が持続するようにしないといけません。

まとめ

最後にまとめとして2つのポイントをおさらいです。日焼け止めは

  1.  厚めに塗ること
  2.  こまめに塗ること

が大切。