疲れやすくなる食事とは【食後眠くなるのはNG】
こんにちは、モトオカです。
最近、疲れやすくなってきた。これは食事と関係するのかな?食事と関係するなら疲れにくい食生活を知りたいな。
今回は、このように食事と疲れやすさの関係について解説します。
実際、僕が整体を疲れやすいという人はとても多いです。そして、食事と体の歪みという部分ついてはとても深い関係があるのでその視点を中心に解説していきます。
食後に眠くなる食事はNG
はじめに食事をした後に睡魔に襲われるという状況はあまり良くない状況であることを理解してください。
これは誰しもが経験をしたことだと思いますが、これは体にとても負担がかかってるという証拠です。
いっぱい美味しい食事をした後に横になってぐっすりと眠ることはとても幸せな瞬間ですね。
しかし、これは疲れという視点でみると疲れやすい食生活です。一瞬の幸せのために、疲れが取れなかったり、すぐに疲れるような体にしてしまうのは長期的に見るとあまり良くないです。なので、少しずつでいいので改善をしていきましょう。
「眠くなる」は「消化にエネルギーが必要」ということ
それでは、食後に眠くなるのは良くない食習慣であると説明しましたが、これはどういうことなのか少し深掘りをしていきます。
そもそも食後に体が眠くなるというのはどういうことを表しているのでしょうか。
食後に眠くなるということは体が睡眠を欲しているということです。つまり、睡眠をとらなければいけない程のエネルギーが食事の消化に使われるということです。
【体のエネルギーって何?】
エネルギーというのは、具体的にどのようなことを表しているのか。
エネルギーは酸素と栄養を運ぶ血液であると認識してもらっていいと思います。
そのためたくさんのエネルギーが必要ということは、たくさんのエネルギーが必要であるということです。
具体的にどのような部分にエネルギーが必要なのかというと、消化器官である胃や腸や、急激な血糖値の上昇を抑えるためのインスリンを作る膵臓や肝臓にも血液が必要になってきます。
悪い食生活は細胞の修復にエネルギーが使えない
食べ物の消化に沢山の血液が必要であるのと同じように、仕事や家事などによって細胞が傷ついたり疲労がたまったところにも、同じようにたくさんの血液から酸素や栄養を運んで細胞を修復する必要があります。
しかし、食事をすることでたくさんのエネルギーを使いますが、体は限られたエネルギーしかありません。そうなると、限られたエネルギーを分配しなければいけません。
その分配の基準としては、やはり生命にかかわるものを最重要になります。そうなると必然的に、食事の消化の方が体の生命に影響があるので、消化に対して沢山のエネルギーを分配します。
それによって、細胞の修復が必要であってもそれができずに次の日なってしまうのです。
疲れにくいカラダに変える食生活
疲れやすい食生活をしている人はと疲れにくい食生活に変えていかなければいけません。それにはどのような食生活をするべきなのかを紹介します。
食生活の改善方法
● 食べすぎをやめる
● 寝る前に食べない
● 糖質をさける
● 水をたくさん飲む
これを一つずつ解説していきます。
食べすぎをやめる
一つ目の「食べ過ぎをやめる」は先ほども伝えたようにたくさん食べ物を食べることで消化器官の活動が激しくなります。
そして、大量のエネルギーが必要になってくるので、他の傷ついた細胞の修復がするためのエネルギーが削られてしまうので食生活の一つ目は食事量を減らすということです。
よく「腹八分目」という言葉がありますが、これは理にかなっている言葉です。それでも疲れがなかなか取れない人はどうプチ断食などをしてみてもいいと思います。
寝る前に食べない
二つ目の寝る前に食べ過ぎないというのも同じ理由です。
睡眠時間をしっかりとっているにもかかわらず、なかなか疲れが取れないということは睡眠の質があまり良くないということです。睡眠の質はどのように決まるかというのはたくさんの要素があります。
その一つに、細胞の修復にどれだけのエネルギーをかけることができるかということが重要です。
ちなみに、お酒などのアルコール類も疲れやすい食生活に分類されます。アルコールを飲むと寝つきが良くなるという人がいますが、これは間違った認識です。
睡眠に関しての研究でこのような研究があります。アルコールを飲んだ後に寝つきが良くなるというのは「睡眠時間が確保されている」というよりも「意識を失っている」という方が正しいと言えます。
このようなことからもわかるように、アルコールによる睡眠は本来の体の睡眠と質が程遠いのです。
糖質をさける
次に、糖質を下げるということについて説明します。糖質を食べることは体にとってとても負担が大きいです。
それは血糖値の急激な上昇によって、その血糖値を下げるためにインスリンが大量に作られます。そしてその急激な血糖値の上昇に対応するためのインスリンが大量に分泌されると、今度は低血糖の状態に陥ることもあります。
低血糖になると、体にだるさを感じたりいわゆると食べ過ぎてその後やる気が出ないといった状況になってしまうのです。
このような状況は食べ過ぎて血糖値が高くなりすぎたということではなく、急激な血糖値を抑えるために大量のインスリンを分泌されたことによる低血糖の状態でこのような状態になるのです。
水をたくさん飲む
最後に、たくさんの水を飲むということについて解説します。
人の体において水分というのはとても重要です。水分が少し失われただけでも体の機能はすごく低下します。人は食べ物よりも水分の状態の方が生命の維持にとっては必要不可欠なのです。そして、人の体ではたくさんの化学反応が起こっています。その化学反応には大量の水が必要になってくるので食事の際にはたくさんの水を飲むことを必要になります。
1日2リットルなどの目安はありますが、苦しければ自分の無理しない範囲で「水を飲む習慣」をつけていくのがいいです。
ここでよくある質問として、
水分補給の重要性はわかりました。水分補給はお茶やジュース、コーヒーといった水以外でもいいの?
という話がありますが、あまりそれは良くないないです。
お茶やジュースやコーヒーといった成分には水以外のさまざまな成分が入っています。これらの成分を分解するためにも水が必要になってくるのでせっかく水分補給をしたとしても、その飲み物に入っている他の成分を分解するために水分を失われるので水分補給の効率が下がってしまいます。
さらに、冷たすぎる水も疲れやすい体にとってはあまり良くないことです。これも体温を下げるような行動するとその体温維持の機能を作動させてしまうので、それによってエネルギーが使われます。
傷ついた細胞のためにエネルギーが必要ですが、冷たい水の飲むことで余計にエネルギーが必要になるので、疲れにくい食生活への変化には遠回りになります。できれば、常温や少し暖かいぐらいの水をたくさん飲むということをお勧めします。