ストレートネックに枕なしの寝方はダメなのか。自律神経のバランスが悪い理由も解説

ストレートネック 肩こり

こんにちは、モトオカです。

ストレートネックのあなたは枕を使っていますか?その枕は自分に合った枕なのか自身をもって答えることができますか。もしかしたら、枕を使っていない人もいるかもしれません。

この記事ではストレートネックと枕の関係について解説します。また、ストレートネックの人は自律神経のバランスが悪いです。その自律神経も枕と関係しているので、その関係についても解説していきます。

この記事を読んでもらうと正しい枕についての知恵が身につくはずです。

この記事は僕が整体をしてきた中で身に着けた知識・知恵、または実際のお客さんのカラダの反応をみてわかったことになるので、信頼性もあるのではないかと思います。

「合う枕」ならストレートネックの人に必要

ストレートネックには枕を使う方がいいか。これは回答がなかなか難しいです。

その理由としては、あなたに合う枕であれば当然した方がいいですが、そうでなければしない方が結果としていい。というケースもあるからです。

この辺についてあまり理解してない人も多いと思うので少し深く解説をします。合う枕であればあなたの体調をより良い方向にもっていってくれますが、合わない枕であればあなたの体調悪化させる可能性があります。

多くの人は合わない枕であっても、してないより良いという考えの人多いのではないですか。この考えは間違っています。そのため、はっきりしない回答になりますが、あなたに合う枕であればしたほうがいいということになります。

合う枕と合わない枕がある

それでは合う枕と合わない枕というのはどのような違いがあるのでしょうか。まず、こちらの動画を見てください。

この動画は合う枕と合わない枕に関しての動画です。一つ目の動画は「枕をしてない状態」と「合う枕をした状態」。そして、二つの動画は「枕をしてない状態」と「合わない枕をしている状態」です。

「枕をしてない状態」と「合う枕をした場合」

「枕をしてない状態」と「合わない枕をした状態」

このような違いが出てくることにびっくりしませんか。きっと、合わない枕を使っている人でも、あんまり合わなかったなぁ、という程度で考える人もいるでしょう。でも、実際はこれだけ反応が変わります。

これが1年365回の積み重ねによってあなたの体調は作られています。なので、より良い環境作りを早い段階で作ってしまった方が、その後の体調維持が効率的になる違いありません。

合う枕の選び方は「脚を上げる」

それでは合う枕と合わない枕をどのようにして選んでいけばいいのかということについて解説します。

一番簡単なのは、動画のように枕をしていない状態と枕をしている状態で足を上げてみてください。

合う枕をしている状態であれば、してない時よりもスムーズに足が上がります。しかし、その逆で合わない枕であれば足が上がりにくいと感じるでしょう。

あなたの今使っている枕でも是非チェックしてみてください。

これから枕を買う人に「合う枕」の特徴を紹介

合う枕と合わない枕のチェック方法はこのようにして判断することができますが、実際に商品が手元にないとこの判断方法ではできないので、合う枕と合わない枕の特徴ついて少し解説します。

合う枕の判断基準としては、首の負担を減らしているかということです。人にとって頭や首というのはとても大切な部分であり、神経なども通ってます。

そのため細かいバランスの調整を首が行なっています。本来であれば睡眠の際に首の歪みを回復する力があるのですが、寝る時の枕が首に負担をかけているとその回復力が低下してしまうのです。

そのため、枕を選ぶ時の基準は「いかにして首に負担をかけていないか」です。

首のカーブに合わせた枕は微妙かも。。

最近では、首のカーブに沿って首を支えるような枕もありますが、このような形の枕は少し首に負担をかけてしまう形なので僕はあまりお勧めをしません。

寝方は仰向けがいい?横向きがいい?

また睡眠時はどの大勢がいいのかと考える人もいるでしょう。 この質問に対しては自分が寝やすい体勢でいいと思います。ヒトによって、この体勢が一番しっくりくるという体勢があります。しかし、その体制を変えるのは実際なかなか難しいですよね。

寝てからの体勢はコントロールできない

眠りに入るまでは自分の意識で体勢を変えることできますが、実際に寝てしまうと自分ではコントロールができません。

さらに、自分が楽な体勢というのは体に歪みができた「結果」です。寝方は「原因」ではなくて「結果」なので、結果を変えるにはまず原因を解消するという考えをもった方がいいでしょう。

ストレートネックと自律神経の不調

ストレートネックの人の首の特徴は普段の正常な人より首が前と傾いているような状態なっています。そのため本来は自分に合う枕であっても少しの間、違和感を感じるかもしません。

感覚で判断するよりも先ほども書いたように、実際に足を開けてみてと自分の体がどのようにしているかをチェックする方が適切な判断ができます。

ストレートネックの人は自律神経による不調が起こりやすいというのは事実としてあります。首には神経がたくさん通っているので、首にゆがみが起こると神経が圧迫されて本来の自律神経による働きが低下してしまうことは明らかですね。

ストレートネックは呼吸が浅くなる

さらに、僕の経験上ストレートネックの人には呼吸が浅くなるという特徴があります。

ストレートネックだから呼吸が浅くなるのか、呼吸が浅くなるからストレートネックなってしまうのかというのは明らかな確信を持って答えることはできません。

しかし、その2つの「ストレートネックであること」と「呼吸が浅い」ということはお互いに悪循環を及ぼしています。

合う枕は自然と呼吸が深くなる

合う枕を使った場合、普通に呼吸した場合でもいつもより深く呼吸ができます。これは体感しないとなかなかこの話に共感できないかもしれませんね。

この理由にも自律神経が関わっています。先程、話したように首への負担が大きいとあなたの自律神経が正常に働きません。自律神経が不調を起こすと体が無意識に緊張します。きっとあなたが体感するほどの大きなものではありません。

この無意識の緊張は呼吸の時に使う筋肉にも悪影響を与えます。カラダにグッと力が入った状態で深呼吸はできませんよね。しかし、合う枕を使うと首への負担が減少して緊張がとれるので、体はよりリラックスした状態になり呼吸もスムーズになって、いつもより深い呼吸が自然にできます。

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