首こりからの吐き気がなぜ起こるか【3つのすぐできる対策を紹介】
こんにちは、モトオカです。
昔から首こりがずっとあって、最近では吐き気もしてきた。この原因は何?どんな対策をとったらいいの?
今回はこの相談について解説をしていきます。
首こりからくる吐き気になる理由
首こりから吐き気になる最大の理由は、首こりによって首に備わっている自律神経を整える機能が低下するからです。首には脳と身体をつなぐ神経が通っています。
首の歪みは自律神経の異常を起こす
首こりがあるということは首に歪みがあるということです。もう少し詳しく解説しますね。
身体は些細なことで歪みを発生させます。イメージとしてしやすいのは、元気な時はピンとした姿勢を維持できますが、疲れた時はダラっとした姿勢になりますよね。他にも、気温が暑すぎてもダラっとした姿勢になります。逆に、寒すぎると全身に無意識に力が入ったりします。
こんな感じで自分の意識とは別で勝手に身体が反応してしまうのです。この無意識の反応は自律神経によってコントロールされています。また、このような自律神経によって身体が歪むものを「生理学的な歪み」と言ったりします。
でも、先ほどのような環境によって姿勢が崩れると身体は勝手にバランスと取り始めます。バランスが取れずに頭がずっと傾いているなんてことはありませんよね。身体で一番初めにバランスをとるのが首になります。でも、首がバランスとることで自律神経をさらに悪化させて、そのによって身体が歪んでという悪循環になります。
首と自律神経の悪循環
気温、疲労などによって身体に歪みがでる
→ 首でバランスをとるために歪みをつくる(ちょっと首こり)
→ 首が歪むことで自律神経の機能低下
→ 自律神経の機能低下で身体のバランスがさらに低下
→ 首がバランスととるためにさらに歪む(首こりが悪化)
→ 首でバランスとれる範囲を超える(首こりひどい)
という感じになていきます。
きっと、吐き気以外の症状もある
先ほど書いたような理由で首こりと吐き気には関係があります。しかし、吐き気まで感じるっていうのはかなりひどい状態です。その状態になっているのであればきっと他にも症状がでています。
きっと身体をバランスをとるのに多少の歪みであれば、首だけでもバランスを調整することができますが、歪みがひどくなると首だけではバランスをとることができません。首の他には足や腕でもバランスをとらなくてはいけない状態であると予想できます。
首の他にも腕や脚でもバランスをとる
そのため、足や腕でバランスとると首こりだけではなく、肩こりや脚の痛い、腰の痛みにもつながってきます。
こういう症状がみられる人であれば、実は問題は首こりだけの問題ではありません。首こりだけを解消すればいいってことではないんです。腕や脚の問題を解決していかなければ首こりが解消できません。
【生活習慣】すぐにできる対策3つ
この状態を解消するための対策を紹介します。今回紹介する対策はすぐにできる対策ではなりますが少し時間がかかる対策になります。1回だけすればOKってものではないので、1か月程度継続してもらうことをオススメします。
もっと、即効性のある直接的なセルフケアの方法はこの記事の一番最後にリンクを貼っていますので、そちらを見てもらえればと思います。それでは対策を紹介していきましょう。
1、温かいお風呂に入る
まず、1つ目は温かいお風呂に入ることです。温かいお風呂が健康にいいってイメージはなんとなくありますよね。ですが、この温かいお風呂が、なぜ吐き気や首こりに効果があるのかを解説します。
血流の改善は疲労回復につながる
この記事の初めに、身体は些細な事で歪みを発生させるといいました。その歪みは一生続くものなのかといえばそうではありません。歪みは寝ている間の自然治癒力によって回復します。本来であれば、日中の活動で発生した歪みが寝ている間の自然治癒力で回復。というサイクルになっています。
しかし、年齢や睡眠環境のせいで自然治癒力が低下すると、歪みが解消されません。その歪みができた状態で次の日も活動をしないといけないのです。こうやって歪みが蓄積されていきます。
そのため、自然治癒力が活発に働く環境をつくらなければいけません。そのための方法の1つが「温かいお風呂に入る」です。
2、食事を減らす
2つ目は「食事を減らす」です。これがどう首こり解消につながるのかイメージできない人もいるでしょう。
食事をして消化をするのは身体にかなりエネルギーを消費させます。「食べたら眠くなる」っていうものエネルギーが膨大に使われるので他の機能を停止させないといけないっていう証拠です。
なので、食事を減らすことで今まで食事によって使われていたエネルギーを節約できます。その節約したエネルギーを身体の歪みの解消を使うことで、前日の歪みを翌日に持ち越すことなく、すっきりした状態で次の日も活動ができます。
3、睡眠時間を長くする
3つ目は、「睡眠時間を長くする」ということです。1つ目と2つ目の対策はどちらかというと自然治癒力をあがるための「質」をアップさせる方法でした。ですが、この睡眠時間を長くするというのはシンプルに量を増やすということです。
現代人は睡眠時間が6時間程度の人も多くこれが標準的な時間になっています。でも、6時間というのは睡眠不足であるといえます。睡眠に関してさまざまな研究がありますが、7時間程度は必要であることがわかっています。
2002年、カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究チームが、保険会社とアメリカがん協会の協力のもと、110万人を対象にして行なった疫学調査の結果を発表しました。110万人という大規模な調査だったため、これは当時、メディアでも話題になりました。
これによると、アメリカにおける平均的な睡眠時間は男女とも7.5時間という結果でした。当然、ばらつきはあります。3時間、4時間睡眠の人もいれば、10時間以上の人もいます。ただ、データは平均値を頂点として正規分布していました。
この調査チームは、6年間にわたって追跡調査を行い、睡眠時間と死亡率の関係も調べています。それによると、最も死亡率が低かったのは、睡眠時間が約7時間(6.5時間以上7.5時間未満)の人たちだったことがわかったのです。
睡眠時間が短い人、例えば3時間睡眠の人たちの場合、死亡率は1.3倍ほど高かった。一方、7時間より睡眠時間が長い人もまた、死亡率が上がっているという結果でした。
参照:https://toyokeizai.net/articles/-/265976?page=4
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