仰向けで寝ると腰が痛くなる原因は「太ももの筋肉の硬さ」
こんにちは、モトオカです。
仰向けで寝ると腰が痛くなるんです。どうしたらいいですか?
今回はこの悩みについて解説します。同じような悩みをもっている人はたくさんいますね。このパターンの人は割と原因が一定なので、今回の記事を参考にしてください。
【原因】太ももが硬いと仰向けで腰が痛くなる
結論から言うと、太ももの筋肉が硬いと仰向けになった時に腰が痛くなりやすいです。これについてもう少し解説していきます。
なぜ、仰向けだと痛みが出る?
立っている時や座っている時は痛みがでないのに、仰向けになった時には痛みがでるのか。なぜこのような変化が起こるのか、それは股関節が伸ばされるからです。
股関節が伸ばされると太ももの筋肉も引っ張られます。太もも筋肉が収縮が十分にできる状態であれば問題はないのですが、筋肉が硬まっていると腰の筋肉が伸ばされて痛みが出てくるのです。
うつ伏せだともっと痛くなる
なぜ、仰向けになると腰に痛みが出てくるが理解できましたか。もし、あなたが仰向けで痛みが出るのであれば、うつ伏せの状態だとさらに痛みが出てきます。
その理由も、仰向けで痛みがでる理由と同じで股関節が伸ばされるからです。しかし、仰向けよりもうつ伏せの方が股関節の引っ張られかたが強くなるので、仰向けの状態よりも症状が強く出てきます。
【施術経験上】このパターンの人は多い
僕が整体をしていて、このパターンの人はとても多いです。でも、お客さん自身は腰が痛いが痛いので、腰に原因があると思って、腰のマッサージをしたり鍼をしたりします。
でも、先ほども言ったように痛みの原因は腰ではないので一時的には解決しても、長期的にはあまり解決になっていないことが多いですね。
腰痛を防ぐ対策を2つ提案
それでは、仰向けで腰が痛くなる人はどんな対策をとったらいいのか紹介します。
対策1:横向きで寝る
1つ目は「横向きに寝る」ということです。この状態だと股関節の伸展(伸ばされる)がありません。なので、太ももの筋肉が引っ張られることはなく腰に負担はかかりにくくなります。
1度、実際に仰向けに寝てみて腰が痛くないかをチェックして下さい。
しかし、この方法には少し欠点があります。それは眠りについてしまうと自然と寝返りをうつので体勢の維持ができないことです。寝ている時に仰向けになったりして、その時間が長ければやはり腰に痛みが出てきます。
対策2:脚の下にタオルを敷く
2つ目の対策は「足の下にタオルを敷く」ということです。「足枕」とも言いますが足に少し高さをつけることによって太ももの筋肉が引っ張られるのを抑えることができます。
「足枕」とインターネットで検索するとたくさん出てきますが、今回は僕が足枕の作り方を解説した動画をのせておきます。
簡易的過ぎて、インターネットで販売されている販売されているものと比較すると全然違いますね。でも、効果は実証済みです。
逆に、枕の高さっていうのが結構大切で高すぎると体の循環が下がってしまいます。高さでいうと3~4センチぐらいがおすすめです
注意:平らなものがいい
そして、もう1つ注意点をあげるとすれば足枕は平らなものの方がいいと思います。例えば、商品によっては足首だけを支えるような商品もあります。でも、支える点が少なければその部分に圧力がかかってしまので、部分的に負担がかかってしまいます。
さらに、かかとを支えてないような商品だと体が不安定に感じます。体が不安定に感じるとか緊張が起こってしまうので、それだけで体では感じないほどの小さいな変化ですが、無意識に体に緊張が起こってしまいます。こうなると、疲労回復の力が弱まってしまうので注意が必要です。
寝てる時の腰痛を放置すると悪化する
腰が痛い状況を放置するとあんまよくありません。痛みを放置するのは全体的によくないのですが、寝ている時に痛みを感じて睡眠の質が下がったり、疲労回復ができないので特に放置はだめですね。
眠りの質が下がった状態が続くと、腰の痛みが悪化したり他の場所にも影響が出てくる可能性が高いです。
腰が痛み始めてから数日経って痛みが治まっていくのであれば大丈夫ですがそのまま様子見でいいですが、一週間以上痛みが続くようであれば必ず必要です。きっと、痛みが続いている人は「疲れがとれない」「朝起きてもすっきりしない」「前日の疲れがとれない」ってことが起こっていることが考えられます
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