【解説】疲れがとれないその理由は?
今回はこちらの投稿を解説しますね!
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投稿をもう少し詳しく解説
まずは、投稿についてもう少し詳しく解説します。今回の記事では具体的な行動のやり方というよりかは考え方や概念について書いていきます。
でも、シンプルにこの2つしか「疲れがとれない」と改善できる方法はないと思っています。
- 疲労蓄積を減らす
- 回復力を上げる
結論はこの2つなのですが、しっかりその意図が伝わるように解説していきますね。
若い時と同じでは悪化傾向
投稿でも書いていますが、回復力というのは年齢を重ねるとともに低下していきます。こう聞くと納得してくれる人が多いように思います。でも、ちょっと注意が必要だと思うのは、「回復力が年齢とともに低下するのが当たり前」だと考えるのは危険だと感じています。
結果的にとか統計的に、年齢とともに回復力が低下するといいました。でも、ケアをしている人は若い時に全く同じとはいかなくても、若い時と同じレベルで回復力を維持できるのではないかと思っています。
基礎代謝や体温が低い人はヤバい
回復力のわかりやすい目安を紹介します。それは「基礎代謝の低下」や「体温が低い」です。つまり、身体が生産する熱が少ない人は回復力が低下している明らかな特徴です。
体温が高いと熱を生み出す
体温が高い。つまり、身体から熱を生み出しているという人は何を意味するのか。
ここで中学で習った生物の授業を思い出しましょう。生き物の細胞は栄養や酸素を取り入れてエネルギーに変換します。これの化学変化を「代謝」と言いますね。こんな感じで化学変化が行われると熱が発生します。
そして、一つ一つの細胞の熱の発生量のまとまりが「体温」になります。つまり、体温が低いというのは、代謝が活発な細胞が少ないと判断できます。
代謝が低いと病気や美容にも悪い
代謝が低いということは細胞にとってよくないことです。
例えば、新陳代謝という言葉は聞いたことがありますよね。新陳代謝っていうのは「古い細胞が壊されて、新しい細胞が作り出される」というサイクルのことです。美容面に特によく聞く言葉です。
新陳代謝が悪いと、古い細胞が排出されず、新しい細胞もつくられません。つまり、しみやシミが消えなかったり、改善しないということになります。
他にも健康面でも肩こりや腰痛の人も代謝が悪い結果として症状が発生しています。この代謝の不良が内臓に起こるとより深刻な病気に繋がります。
肩こりの人は肌トラブルが増える
「疲れがとれない」というのは症状としては軽いので、放置している人が多いですよね。でも、この考えはかなり危険だと思います。
『疲労蓄積』は美容・健康の全てのトラブルの入り口だと言っても言い過ぎではないと思います。疲労が溜まっている人は、肩こりや腰痛にもなりやすいし、肌トラブルもないやすいし、イライラしやかったり、集中力がなかったりするというのは言うまでもないくらい明白です。
美容面・健康面・精神面とは全部切り離せないので、どれかが問題あると他にも必ず影響します。例えば、肩こりの人はそうでない人と比べて肌トラブルが起きやすいし、腰痛の人はメンタルやられやすいし、って感じで影響するので「小さな不調」をもっと厳しく評価しないといけないと思っています。
では、疲れにくい身体になるために、何をするべきかを「疲労の蓄積を減らす」と「回復力を上げる」に分けて解説していきます。
1、疲労の蓄積を減らす
まず、「疲労の蓄積を減らす」について解説します。
疲労の蓄積をゼロにするのは無理
前提となる話になりますが、疲労を減らすぞー!っていてもゼロにするのは無理です。疲労は無意識に溜まります。生きてるだけで疲労が溜まると言ってもいいでしょう。具体的には、食べ物を食べる、体温維持をする、息をする。こんなことでも疲労は溜まるので、「疲労は溜まる」を前提にして疲れない環境をデザインしないといけませんね。
疲労の蓄積を減らす具体的な行動
疲労ってどんなことで起こるのかをより理解してもらうために、疲労蓄積を減らす行動を3つ例をあげてみます。
1、姿勢の改善
姿勢の改善というと、意識して背すじをピンと伸ばす。みたいなイメージをするかもしれません。でも、意識的に姿勢を改善するよりかは、無意識に姿勢が改善できる環境づくりをするべきです。
例えば、インソールを合ったものにするとか、椅子と机の高さを合わせるとか。特に仕事や家事で長時間同じ姿勢をする人はまず考えるべき点ですね。
ちなみに、仕事の時に姿勢が悪かったり、身体のバランスが悪い状態だと集中できなかったり、疲れやすかったりする生産性が落ちたりするので、その点でも姿勢よくできる環境をつくるのは必須ですね。
2、食事を減らす
食事を減らすのも、疲労の蓄積改善には有効です。人によっては「疲れた時はたくさん食べる方がいい」って思ってる人もいるかもしれませんが、食べ物を食べて消化するっていうのはかなりのエネルギーが必要です。食べたら眠くなる人はまさにそれですね。消化にエネルギー必要なので、眠くなっています。
動物の機能として、体の回復が必要になった時は基本的に食欲が落ちます。大きなケガを負った時や死期が近い人は食欲が落ちますよね。他にも、失恋や大きな失敗をしてメンタルがやられた時も食欲が落ちます。
ある程度回復したら逆に食欲が増えたりしますが、食べ物を食べる体力もないほどやられた時には、食欲をおとして体の修復に全エネルギーをつぎ込んでいるって感じですね。
3.ストレス・イライラを減らす
メンタルの変化も、実はエネルギーを使うので疲労が溜まります。ストレスっていうものは悪い方に限らず、環境が変わると無意識に感じてしまいます。初出勤の仕事、初めての人と合う、旅行から帰ってくるっていう非日常の行動をした後は眠くなりやすかったりしますよね。
他にも、意思決定をすることもエネルギーが必要です。まさに、悩み事ってそうですよね。「する」か「しないか」じっくり考えている間はモヤモヤして溜息がでるかもしれませんが、一度決めてしまえば気が楽になります。
2、回復力を上げる
次に回復力をあげる行動を紹介していきます。回復力をあげるもの3つ例をあげますね。
回復力を上げる具体的な行動
1、睡眠環境を整える
睡眠環境を整えるっていうのは代表的な方法だといえます。基本的には細胞の修復は寝ている間に起こります。寝ている時は身体は活動していないので、回復にエネルギーを使うことができるってことですね。
寝る前に食べないとかスマホを見ないとか枕や室温を調整するとかが対策になります。
2、身体を温める
身体を温めるっていうものを回復力を上げるにはいい方法です。この記事の初めの方に、体温とか基礎代謝について書きましたね。細胞の代謝が活発だと熱が発生する。逆説的ですが、熱を与えると細胞の代謝は活性化するので温めることで回復力を高めるのをいい方法ですね。
3、水を飲む
水を飲むっていうもの回復力を高めることに繋がります。水分が少なくなると身体の機能が低下するって聞いたことあると思います。人にとっては食べ物よりも水の方が大切です。食べ物を食べなくてもしばらく生きることができますが、水を飲まなかったら早く死んでしまうって調査もあったような。
さらに、代謝をするときは水が必要であることも多いので、水を飲むことは代謝を促進させることにもつながります。
まとめ
- 疲れない体には「疲労を減らす」か「回復力を上げる」
- 体温が低い人は危険かも
- 「疲れ」は美容・健康トラブルの入り口
- 健康・美容・メンタルはつながっている