「症状のある状態」から「健康な状態」になるまでの4ステップ

このページでは、「症状のある状態」から「健康な状態」になるまでのステップを解説します。

これがセルフケアの全体像になります。どのセルフケアがどの役割を果たしているのかを理解してもらうのに活用してください。

「症状のある状態」から「健康な状態」までの4ステップ

  1.  症状を改善する
  2.  症状を予防をする
  3.  自然治癒力の高い状態を維持する
  4.  初期症状でセルフケアができる

それぞれ解説していきます。

1、症状を改善する

まず、初めにするべきことは「症状を改善する」ということですね。痛みや不調がある状態では次のステップに進むのには話になりませんね。

症状の改善方法をこれからじっくり解説しますので、是非、セルフケアスキルを習得してくださいね。

2、症状を予防する

2つ目は「症状の予防」をしなければいけません。

1つ目の症状を改善する過程でどこが原因だったのか、原因がある程度できるようになります。原因がわかると「普段から、その部分に負担がかかっていたのか」とより自分の身体を理解することでできます。

その原因を知ることで自分のクセになっている動きや、習慣になっている動作を見つけることができるでしょう。

つまり、自分の身体に負担をかけている動きを分析して、その負担を軽減する対策をとらなければまた同じように症状が起こる可能性があります。

● 症状を予防する例・・・デスクワークの時の姿勢・インソールの選び方・睡眠環境の整理 など

3、自然治癒力の高い状態を維持する

ここまで来ると、特に今すぐ対応が必要な痛みやトラブルはない状態であるといえます。

でも、疲れやすかったり・朝を起きた時のスッキリ感がなかったりするかもしれませんね。自然治癒力が高い状態を作り、その日の疲労がその日の睡眠で回復できるようにしないといけません。

4、初期症状でセルフケアができる

自然治癒力を高めた状態になると、少しくらいの疲労や身体に無理をしても一晩しっかり休むことがでできれば、ある程度身体が回復しているでしょう。

でも、身体は少しのことで歪みを作ります。歪みを作らないことは大切。でも、歪みを一切起こさないはムリです。歪みはできるもの。問題はいかにして、初期症状ですぐに歪みを改善するかがその後の不調に影響します。