症状が痛い場所にない場合
こんにちは!本岡です
体に痛みを感じると痛みのある場所に対してアプローチをしようとします。マッサージであったり、ストレッチであったり、その方法はいろいろありますが、、、
でも、痛み箇所に原因がない場合もあります。そんな時はどこで原因を突き止めるか?
原因を突き止めるのに便利なTL
僕の整体をうけたことのある人はわかると思いますが、原因をつきとめるために可動域制限のある場所を動かしながら、他の場所に手をふれます。この方法はTL(セラピーローカライゼーション)と呼ばれる方法です。この方法で可動域制限がなくなると、その時に手が触れている場所がその可動域制限の原因となる場所になります。
具体例を出すと、右肩が痛くて可動域制限があったとします。この場合、右肩周辺の筋肉に問題がある場合もありますが、違う場所の補正で右肩の可動域制限がでている可能性があります。
この時にTLを使って、原因を探して、右腰で可動域制限が解消されたとします。この場合、右腰が原因でその補正として右肩が痛くなっている状態だということがいえます。
どの動作の時に痛みが強くでるか
もし、あなたの痛みが特定の動きの時に強くでる場合であればそれは原因を突き止めるのに非常に参考になります。
TLとは逆転の発想になりますが、原因となる筋肉が使われた時、症状のある箇所は強く痛みを感じる場合があります。
最近、整体をしたお客さんであれば「膝が痛い」という症状がありました。動きとしては、膝を伸ばした時に特に痛みがでるということでした。膝を伸ばす動きで使われる筋肉は複数ありますが、原因を探してみると、太ももの股関節近くの筋肉が硬くなっていました。
このように、動きの中で痛みケースであれば、どの動きをしている時が強く痛みを感じるのかを見極めて、原因を探す手掛かりになります。
もし、体に痛みがあるのであれば、「いつ痛みがでるのか」「どの動きの時に痛みがでるのか」を感じてもらうと原因追及もスムーズに行うことができます。