【解説】立ち仕事、インソールで疲れ方が変わる

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今回はこちらの投稿について解説します。「立つ」と動作は全員がするのでできるだけ身体に負担のない状態がいいですよね。

その時に役立つのがインソールです。インソールを使うことが身体のバランスが安定します。

 

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なぜ、可動域が改善するのか?

投稿の動画ではインソールによって可動域が変化しているのがわかります。なぜ、インソールで可動域が変化するのかを深堀りしますね。

インソールでバランスが改善した

結論からいうと、インソールによって身体のバランスが改善されたのです。

身体のバランスというとイメージしにくいかもしれません。なかなかイメージしにくいなーって人は投稿にもありますが、片足で立つ時と、両足で立つ時を思い浮かべてもらえればといいと思います。

実際に前屈を2つのパターンでしてみてください。

  1.  片足で立って前屈
  2.  両足で立って前屈

片足だと全然前屈できないのを体感してもらえると思います。

柔軟性は筋肉に問題があるとは限らない

この前屈がどのくらいできるのかというのは、一般的に『柔軟性』と言われます。

そして、普通であれば柔軟性を改善しようと思ったら、ストレッチをしたり筋肉をほぐしたりしますね。

でも、インソールで柔軟性で変わることから、『柔軟性』というのは筋肉だけの問題ではないということです。

片足で立つと「柔軟性」がガタ落ちするので、身体のバランスが「柔軟性」に大きく影響しているってことになります。

身体のバランスが不安定だと疲れやすい

他にも、身体のバランスが悪いということは疲れやすいということがわかります。

これもイメージしてもらうとすぐにわかりますが、重心を真ん中にして両足でしっかり立てば、しばらくの間疲労感もなく立ち続けることができます。

逆に、少し極端ですが、思いっきり右に重心をかけった状態で立ってみましょう。少し時間が経ったら体勢を変えたくなりませんか?

それが疲れがたまってきたという証拠になります。

痛みや症状が悪化する

他にも、もしバランスが悪い状態が原因で痛みや症状がある場合には、放置すると痛みや症状が悪化します。

身体のバランスが悪い、つまり余計な筋肉を使っている状態なので他に負担が増えてしまうことが推測できます。

無症状の人もインソールにこだわるべき

もしかしたら、この記事を読んでいる人で症状がない人もいるかもしれません。

でも、はっきりとした症状にはなっていなくてもインソールによって可動域が変化するのであれば、無意識に疲れやすい状態になっていると言えます。

なので、一度は無症状の人もインソールを敷いてみて検査するべきです。

インソールの選び方

インソールの必要性は少しは分かってもらえたのではないかと思います。となると、こんな疑問がでてきますよね。

相談者
相談者

どんなインソールを選べばいいの?

ベストは実際に検査してもらうこと

一番簡単なのは、投稿の動画にあるようにインソールを弾いてもらって前屈をしてもらって柔軟性が最も改善したものを選ぶのがいいです。

とはいっても、ある程度検討をつけないと、片っ端から商品を試すわけにはいきません。そこで商品を選ぶ目安を紹介します。

あなたの脚はO脚かX脚か

目安として簡単なのは「O脚かX脚か」ということです。

O脚:かかとが内側に向くインソール

X脚:かかとが外側に向くインソール

を選ぶのがいいですね。単純に足裏が真っすぐになればOKです。

インソール選びで注意すべきこと

インソールの選び方を紹介しました。プラスで注意するべきことも書いておきますね。

大切なのはかかとの向き

インソール選びで大切なのは『かかとの向き』です。なので、かかとをしっかりサポートするものをえらばないといけません。

極端に言うと、かかとしかないインソールでもOKです。実際に、投稿の動画で使ったインソールも紹介しておきます。

このインソールはかかとしかサポ―トしませんがしっかり変化がありました。

足裏のアーチは関係ないの?

よくインソールを選ぶときに「ア―チ」という言葉がでてきます。足裏には3つのアーチがありますね。

でも、僕の実際やってみた検査ではアーチをサポートしたインソールを敷いても柔軟性は変化がなかったので、今はあんまり意識するべき点ではないのかなーと思っています。

インソールは応急処置として活用

ここまでインソールについて解説しましたが、最後に大切なことをお話します。それはおそらくインソールで根本改善はできないということです。

身体のバランスが崩れているというのは、どこかに原因があるわけです。脚かもしれないし、肩とか腕にあるかもしれません。これは検査をしないとなかなか判断できません。

その原因となる歪みによって、結果的に、足のバランスが崩れているわけです。インソールはそのバランスを補足しているだけなので、原因となる歪みを改善できたわけではありません。

なので、症状改善に最もおススメなのは、根本となる治療をしながら、インソールを併用することです。仕事だったり、家事だったりという歪みの原因は毎日の生活習慣によって引き起こされているので、生活するだけで負荷はかかっています。

そこでインソールを活用して、症状悪化を防ぎながら、根本治療をして原因を解消していくのがいいですね!