ストレスが便秘の原因?薬を使わないセルフケアを動画で紹介
こんにちは、モトオカです。
先日こんなツイートをしました。
臨床上、便秘や生理痛のトラブルがある人は骨盤底筋の癒着はほぼあるので、この癒着を解消するだけでも和らぐ可能性大👍
PR TIMES: 老けたくないなら骨盤底筋を鍛えなさい!産婦人科医考案の1日5分のヨガで体がみるみる変わる!.https://t.co/eihohRGL6O
— モトオカナオキ (@naoki_kokage) April 27, 2020
このツイートについて解説します。便秘の人は普段薬を飲んだり、水分補給をしたりって感じで対策をとっている人が多いですよね。
僕は現在、整体師として活動していますが、たかが便秘でも不調があるということはカラダにも何かしらの反応があります。便秘は直接的には腸に関するトラブルです。それにも関わらず、腸やその周りの筋肉には全く問題はないです!ってことは現実的にはあり得ません。
つまり、この腸周辺の動きを改善することができれば結果的に便秘の症状も解決ができます。実際に、整体をしていて施術中にお腹が鳴り始める人も割といますよ。TVなどでは見ない整体師の視点から便秘の解説になりますので、新しい発見になると思います。
便秘の人は骨盤底筋が硬い
僕が整体の施術をしている経験上、便秘の人はほぼ100%の確率で『骨盤底筋』に硬さがあります。この骨盤底筋という言葉はあまり聞いたことがない言葉だと思いますので、ツイッターのリンクを参考に骨盤底筋について説明します。
骨盤底筋は、子宮や膀胱、腸などを支える骨盤の底にあるハンモック状の筋肉で、子宮や膀胱、直腸などの大事な内臓を支えたり、排泄のコントロールを担っています。さまざまな筋肉と連動して動くため、骨盤底筋を鍛えることで、姿勢の改善、ウエストのくびれ、スッキリとした下腹、上向きのお尻など、女性にとって嬉しい効果が期待されます。
どうですか?だいたいのイメージはつかめましたか。ここでは筋肉について詳しく説明するより、ざっくりとした全体像を把握してほしいので、「骨盤の底にある筋肉」と覚えてもらえればオッケーです。
先ほど便秘の人はこの筋肉が硬くなっていると言いましたが、他にもこの骨盤底筋が硬くなることで便秘以外の症状を引き起こされます。他にもどんな症状が起こるのかも紹介します
骨盤底筋の硬さによる症状● 生理痛
● 腰痛
● ストレートネック 等
今回はなんで骨盤底筋が硬くなることで上記のような症状が起こるのかは説明を省きますが、上記の症状を感じている人は便秘にはなっていなくても、骨盤底筋によって症状が引き起こされている可能性があるので、この記事が症状改善の参考になると思います。
便秘の原因はストレスなのか
便秘の人は骨盤底筋がほぼ100%の確率で硬くなっていると解説しました。
では、なぜ骨盤底筋が硬くなるのか?この問いに関して原因は一つではないので、本来は検査をしていく中で原因を特定していくのがベストです。しかし、今回はストレスに特定してその可能性を考えてみます。昔から「ストレスでお腹が痛くなる」という人がいましたよね。それはあり得るのか考察してみます。
ストレス状態で自律神経が狂う
結果からいうと、ストレスで便秘になることは十分あり得ます。
ストレス状態が続くと何が問題なのか。それは、常にストレスにさらされることによる一番の問題は自律神経に不調が起こることです。ヒトは生活しているとストレスは必ず感じます。きっと自分がストレスと感じていなくてもストレスになっていることもあります。でも、問題はストレスがかかることが問題なのではありません。ストレスを「常に」感じていることが問題なのです。
問題はストレスが常にかかっていること
交換神経と副交感神経という言葉を聞いたことがあるでしょうか。ヒトにはこの2つの自律神経があり、この2つがバランスをとって正常な機能を果たしています。しかし、ストレス状態では交感神経が優位の状態が続きます。この状態があまりよくない状態なのです。
交換神経と副交感神経の働きを簡単にまとめてみると、交換神経は「戦闘モード」であり、副交感神経は「リラックスモード」って感じになります。これがどのように筋肉に影響するのか簡単に説明すると、交換神経が優位の状態は筋肉もすぐに反応ができるように緊張状態になっていて、逆に副交感神経が優位の状態では筋肉が緩んだ状態になります。
骨盤底筋を緩める方法
便秘である人はどこの筋肉が硬くなりやすいのか、またその原因としてストレスは考えられないのかを考察していきました。
最後に、骨盤底筋をほぐすセルフケアの方法を動画で紹介します。早速動画を見てください。
比較をしても筋肉が緩んでいるのがわかりますよね。
【注意】この解決策は継続が必要
今回初回した解決策には一つ注意が必要です。それはある程度継続的なケアが必要であるということです。なぜ、継続的なケアが必要なのかというと、今回紹介した対策は正攻法ではないからです。
「骨盤底筋が硬い」は結果
今回の記事のテーマでもある「便秘」ですが、便秘になったのには必ず原因があります。それと同じように便秘の人は骨盤底筋が硬い傾向がある。というもの結果の話になります。本当はこの骨盤底筋が硬くなった原因があるので、その原因を見つけて対策をとるべきです。
ですが、原因を突き止めるのはさらに知識とスキルが必要になります。
対症療法でも継続すれば改善する
つまり、今回紹介した対策は対症療法になります。対症療法と聞くとあまりいいイメージを持っていない人もいますが、これは使い方次第です。この対症療法でも継続的なケアをすれば原因になってた箇所すら改善する可能性があります。
そのため、今回はこの方法を紹介させていただきました。
寝る前に3分間のセルフケアを2週間継続
具体的には、動画で紹介したセルフケアを寝る前でいいので2週間継続してみてほしいです。セルフケア自体はすごく簡単なものなので、そこまで大きな負担にはならないと思いますので、一度試してみてくださいね。