ストレッチやセルフケアの継続には体操や運動も健康器具を使うべき【僕の施術内容も公開】
こんにちは、モトオカです。
テレビや雑誌やネットではさまざま健康情報が発信されています。この記事を読んでいるあなたも一度はテレビで紹介されていた体操やストレッチを試したことがあるのではないでしょうか。
そして、僕が整体をしている時もお客さんからこんな質問をもらうことが多々あります。
今回はこの質問に答えていきます。しかし、ストレッチやセルフケアにはたくさんのパターンがあります。そのためここでは効果的なストレッチやセルフケアの考え方を解説します。僕が実際に行っている施術も公開しつつ具体的に回答します。
【大前提】セルフケアは続かない
いきなり厳しいことをいうかもしれませんが、大前提としてストレッチや運動といったセルフケアは続かないと思った方がいいでしょう。
よっぽど健康意識が高い人は続くかもしれませんが、全体からの比率を考えたら5%もいかなのではないでしょうか。ただ「無理だ!」といっているのはありません。初めから続かないことを含めたデザインにしないといけないということです。
理想は環境を作ってしまうこと
続かないことを前提でデザインするということはどういうことでしょうか。どれだけ意思決定せずにこなすことができるかということですね。習慣化するともいいます。
あなたもずっと続いている習慣は必ずあります。きっとその習慣は意思決定せずとも無意識のうちにこなすことができています。例えば、歯磨きやお風呂に入るといった行動をするときに「よしッ!やるぞ!」といちいち気合いはいれないでしょう。逆に、無意識すぎて歯磨きをしたことを忘れているかもしれませんね。
その行動を忘れてしまうくらい習慣化すればいいのです。つまり、それは環境を整えてしまうことが重要になってきます。
食べない決断よりも食べれない環境をつくる
環境づくりにおいて「ダイエット」を事例として考えてみましょう。ダイエットとして有名な手段は「食事制限」と「運動」ですね。あなたならこの2つをどうやって環境を整えて継続させますか?
その前に、、、環境を整えず意思決定が必要な気合と根性で継続させようとするとどのようになるか考えてみましょう。
きっと多くの人はこのパターンで考えます。このパターンの人は「これから、毎日6時以降は食べない!毎日30分は歩くぞ!」と決断するでしょう。1か月後、この人は果たして継続できているでしょうか。実際はわからないですがきっと継続しないでしょうね。あなたもそう思いませんか。
では、この「食事制限」と「運動」を環境を整えることにより継続させるとすればどのような方法をとるべきか。
食事制限に関して言えばこのような方法があげることができます。
- 家の冷蔵庫には食べ物を入れない
- 6時以降に食事以外の予定をいれてしまう
- 外食しないように財布の中にお金がない状態をキープする
- 通勤で歩くように自転車を捨ててしまう 等
こんな感じで環境を整えてしまえば、初めは苦しいかもしれませんが慣れてくると気合や根性に頼らずに継続することができます。
環境づくりの具体的な事例
この環境づくりをセルフケアに置きかえるとこんな環境づくりができるのではないでしょうか。
- 枕や寝具を自分に合ったものに変える
- 自分に合ったインソールを手に入れる
- 仕事のデスクは姿勢がよくなるように座布団などで高さを揃える 等
このように環境を整えることで習慣化しやすくなります。全てのものが環境として整えることができるかはわかりませんが、できる部分から実行していけばOKです。
運動・体操よりもモノを使うのがオススメ
セルフケアにおける習慣化においてもう一つアドバイスなのですが「運動や体操」よりも「モノ」で同様の効果を得ることができるのであれば「モノ」でのセルフケアをおすすめします。
これは一つの事例なのですが、もし、あなたが猫背で困っていたとしましょう。「猫背を治すには肩甲骨を矯正するのが効果的」という情報があれば「運動や体操」で解決しようとする人と「モノ」で解決しようとする人であればこのような行動の違いが出てきます。
● 運動や体操で解決しようとする人
→ 空いた時間に肩を回したり、お風呂上りにストレッチをする
● モノで解決しようとする人
→ 姿勢矯正の器具を買ってきて、それをつけて過ごす
このような行動の違いがでてきます。どちらも同様の効果を得ることができると仮定するのであれば、僕はこのケースだと姿勢矯正の器具をつける方が継続しやすいように思います。つまり、いかにして頑張らないかが継続のコツになります。
【施術動画公開】マネができる整体を心がける
ここで僕の整体の施術動画を公開します。僕の整体の施術の様子は少し変わっているかもしれません。整体と聞けば多くの人は手で筋肉をほぐしていく様子をイメージするのではないですか。僕も手で施術することももちろんありますができるだけそうしないようにしています。
全ては日常生活に原因がある
なぜ、このような施術にしたのか?初めはいわゆる普通の手で筋肉をほぐす施術をしていました。施術では「この症状を引き起こしている原因はなんだろうか?」ということのフォーカスをして施術をしてきました。その原因を追っていけば追っていくほど、お客さんの日常生活に原因があると実感しました。
- パソコンを使うデスクワーク
- 工場での流れ作業
- 重い荷物を持つ
- 子供の抱っこが大変
- 週4でスポーツをしている など
このような日常生活での行動が痛みといった不調を引き起こしていると認識しました。
最終的に簡単にセルフケアができるのが利用
日常生活に原因があるのであれば、整体で症状を改善してもそれは一時的なものになります。
【 痛みが再発する流れ 】
整体に来て施術 → 症状改善 → 以前と同じ日常生活 → 症状発生 → 整体に来て施術 → ・・・
となっていました。この流れを断ち切る時に一番重要なポイントは「以前と同じ日常生活」を「負担が少ない日常生活」に変えることでした。さらに、少し違和感を感じたタイミングや予防としてセルフケアができる状態にならなければ同じことの繰り返しになります。
その状態を解決するには、健康に関する知識レベルを高めて、生活習慣の改善ができる、セルフケアスキルがある。という状況にしなければいけないです。
モノを使うことでマネしやすくなる
このように最終的にはカラダについての知識があまりない人でも不調のない状態を作るには、整体の施術において症状改善をしつつもお客さんがマネしやすいようにしていく必要があります。