将来のヒトの姿勢が衝撃的だった【スマホやパソコンで姿勢悪化の原因】
こんにちは、モトオカです。
先日こんなツイートをしました。
これの姿勢の変化は衝撃すぎる😱
このままでは、全員が腰の曲がった高齢者のような状態に😓@DIME: スマホやPCの使いすぎで頭部が前傾…2100年の人類の進化を予測した3Dモデル「Mindy」が怖すぎる!.https://t.co/MiEYkUDG2W
— モトオカナオキ (@naoki_kokage) April 26, 2020
この記事では、このツイートについて解説します。ツイート内に画像が見えていますが、なかなか衝撃的な姿勢ですよね。でも、あり得なくもないとも感じます。その理由と今あなたが何をするべきかを解説します。
現代社会に適応した姿勢に「進化」
この2100年の姿勢の変化はパッと見た感じ「気持ち悪い」と感じてしまいます。でも、人は環境に適応してそれにあったカラダに変化していきます。そう考えると、この姿勢の変化は「進化」と呼ぶことができるのではないかと思います。
【事例】平均身長は昔より高くなっている
先ほど、姿勢の変化は「進化」ともいえると言いました。では、過去にどんな「進化」があったのか見てみましょう。
人の進化の例として最もわかりやすいのは「身長」ではないかと思います。こちらのグラフをみてください。
このグラフを見ると、日本人の平均身長は伸びている傾向にあります。この身長が伸びている理由として記事に中では「栄養摂取レベルが高くなったから」と結論づけています
2005年の30歳代が生れたのは1964~1975年である。この頃の栄養摂取レベルが現在の体格の基礎になっているとすると、この頃はちょうど栄養増加のピークに達した頃であり帳尻が合う。
つまり、日本人は食べ物が変わったことにより、それに合わせて身長が変化しているのです。この変化を「進化」と呼ぶのであれば、この記事のテーマの姿勢の変化も進化を呼ぶことができます。
スマホやパソコンに適応した姿勢に
では、テーマである姿勢の変化は何が理由でこのようになると推測されているのか。結論としては、スマホヤパソコンといったデジタルデバイスの普及が最も影響を受けています。
記事の中ではこのように解説されいます。
すでにスマホやPCの使いすぎで、頸椎が真っすぐになったストレートネックで首の問題を訴える若者が増えています。それがいきすぎると、脊椎の正しいS字カーブが失われて肺が圧迫され、呼吸も浅くなる。Mindyは〝進化〟かもしれませんが、体の常識で見ると決して健康体ではありません。
「Mindy」というのはこの3Dモデルの名前になります。この引用にある姿勢の変化の原因とまとめるとこのようになります。
- ストレートネックになる
- 猫背になる
- 肩や首の筋肉が増える
- 呼吸が浅くなる
こんな感じですね。あまりよくない印象で変化をとらえていますが、実際はどうなんでしょうね。現在のヒトのカラダの構造では、先ほど箇条書きした姿勢の変化は「悪」になります。健康に関してよくない影響を与える可能性が高いです。しかし、年月が経ち、ヒトのカラダが適応していけば、もしかしたらこの姿勢でも健康状態に問題がないようになっていることも予想できます。
こうならない未来もある
将来、ほぼ確実にこの3DモデルのMindyのような姿勢になるのか。僕はそうならない未来になる可能性も十分あると思っています。この姿勢の変化は「現代のデジタルデバイスの形が続けば・・・」という仮定に基づいています。デジタルデバイスの形はかなり早いしスピードで変化していています。
例えば、このようにデジタルで変化すればMindyのような姿勢にはなりません。
- パソコンの文字入力は音声入力が主流になる
- スマホはメガネで見るようになる 等
今とは違う形でのデジタルデバイスの発展になれば、将来の姿勢の変化も変わってくると言えますね。
腰の曲がった高齢者と似てない?
僕はMindyの将来の姿勢よりも危惧していることがあります。それは「現代人が高齢になった時の姿勢」です。僕がこのMindyの姿を見た時に一番初めに思ったんが「腰の曲がったおばあちゃんだ」って印象でした。Mindyのような将来の姿と加齢のよる腰の曲がった状態は一見同じように見えますが、中身は全く別物だと思っています。
加齢による姿勢悪化は「進化」ではない
まず、おさらいになりますが、Mindyは2100年の予想モデルです。今からだと約80年後の将来の予想になります。Mindyは環境にヒトのカラダが適応した結果であると言えます。しかし、加齢による腰の曲がった姿勢は適応したわけではありません。姿勢のいい状態というのはいわゆるピンと姿勢の伸びた状態を維持することですが、結果的にそれができずに姿勢が変化しているということです。
姿勢悪化は歪みの集大成
では、加齢による姿勢悪化の原因はなにか。結論からいうと「歪み」の蓄積です。一つ一つはすごく些細な歪みです。その些細な歪みを放置した結果何重にも重なって腰の曲がった状態が出来上がります。初めは「最近、肩こりがひどくて・・・」こんなことですが、放置すると何重年後には腰が曲がった状態や姿勢の悪い状態につながります
歪みは内臓に影響する
歪みと聞くと、肩こり・腰痛といったものをイメージするかもしれません。整体を受けたことのある人や専門知識のある人ならわかると思いますが、肩こりや腰痛といった症状の原因が内臓だったりします。また、逆にあり筋肉で起こった歪みが内臓で症状がおこることもあります。
「肩こりがひどくて・・・」「腰痛がひどくて・・・」のような悩みであれば、まだ軽度なのかもしれません。歪みがもし肝臓や膵臓を始めとする内臓で症状が起こったら、肩こりで肩が上がりにくいのと同様に、機能が著しく低下します。体感としては感じにくいかもしれませんが、かなり危険な状態になることはわかると思いますので、重度な歪みが起こる前に早期改善や予防をする意識を改めてもつことをオススメします。