【解説】骨盤矯正をコルセットでしてみた
今回はこちらの投稿について解説します。
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このセルフケアは何をしている?
まずは、この動画では何をしているのかを解説します。
骨盤を締めた状態で深呼吸
投稿にあるように、コルセットをして深呼吸を3回程度しているという簡単なセルフケアになります。
このセルフケアは特に難しいものではありません、強いて注意点をあげるとすれば、「深呼吸をしっかりすること」ですね。
全てのセルフケアに共通することですが、深呼吸をしっかりゆっくり深く深くすることは大切です。深呼吸1つで効果が変わりますよ!
なぜ、脚があがるようになったのか?
次に、なぜ脚があがるのかを解説します。
自律神経系の歪みが改善された
脚があがるということは身体のみが改善されたということになります。
身体の歪みは大きく分けで2種類あります。その2種類とは
- 生理学的要因による歪み
- 構造学的要因による歪み
です。今回のセルフケアで改善できるのは、生理学的要因による歪みです。つまり、自律神経で起きた歪みが改善されたということになります。
自律神経の歪みを改善するには、頭蓋~背骨~骨盤にアプローチすることが必要です。今回のセルフケアはこのうち「骨盤」にアプローチしたので、自律神経による歪みが解消したといえます。
コルセットをずっとつけるのは?
コルセットというと、普通は長時間つけるものです。その使い方が普通だとすると、今回のセルフケアでの使い方は少し異常なのかもしれません。
もしかすると、ずっとつけていたら歪みの改善にもっと効果的なんじゃ?って考えるかもしれませんね。でも、セルフケアの点でいえばあまりオススメしません。
コルセットを長時間つけるということは、身体のバランスが変わります。つまり、負荷がかかる場所が変わるのです。
結論からいうと、コルセットを長時間つけることはセルフケアにはならない可能性が高いと判断できます。
効果の持続性は?
セルフケアの効果がどれくらい続くのかも大切なことですね。ここでは、効果について解説します。
効果の持続性についてはそこまで長くないと判断できます。短いと1日ももたないレベルだと思ってもらうのがいいでしょう。先ほど歪みには2種類があると書きました。「生理学的要素の歪み」と「構造学要素の歪み」ですね。
このうち今回のセルフケアは「生理学的要素の歪み」を改善するセルフケアになります。
この生理学要素の歪みの特徴としては、歪みが改善しやすいのですが、歪みの発生も起きやすいという特徴があります。例えば、食べ物を食べて消化をしたり、仕事で疲労が溜まったり、ストレスを感じたりといった些細なことで歪みが起きます。
原因が解消できるとは考えにくい
セルフケアをするとしても、より根本に近い解決策の方がいいでしょう。効果の持続性というのは、より根本に近い対策ほど持続します。
この考え方を元にすると、生理学的要素による歪みが原因であれば、根本に近い対策になるので効果の持続性は高いといえます。
でも実際は、これは僕の経験談ですが、骨盤の歪みが生理学的要素が根本にあることは少ないです。筋肉や内臓でのトラブルがより根本に近い原因であることが多いので、そちらを解決する方が持続性は高いといえます。
日常ケアとはオススメできる
ここまで書くと、効果が持続しないのであまりよくないセルフケアのように思うかもしれません。しかし、生理学的要素の歪みをこまめに改善することはかなり大切です。
疲労回復・体が重いの改善に期待
持続性がない生理学的要素の歪みの改善のメリットは何かというと「回復力があがる」ことです。生理学的な歪みがあるとか疲労回復しにくい体質になります。この状態だとゆっくり睡眠をとったとしても、次の日の朝起きても体が重いって状態になります。
首とのセットがオススメ
このセルフケアをするときは、首のセルフケアもセットにするのがオススメです。少し前に書きましたが、自律神経による歪みを改善するには、頭蓋~背骨~骨盤のケアをすることだと伝えました。今回は、骨盤に対するアプローチだったので首(頭蓋~背骨)もセットでアプロ―チするとさらに効果的ですよ。
首に対するアプローチは今回は省略するので、下からメルマガに登録してお待ちください。
まとめ
- セルフケアは骨盤を締めて深呼吸するだけ
- 生理学的要素の歪みが改善
- コルセットをずっとつけるのはNG
- 持続性がないのがデメリット
- 疲労回復にも効果があるのでセルフケアをこまめにしよう