【解説】ダメな枕、このタイプを使っている人はヤバイ・・・
今回はこちらの投稿について解説します。
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投稿では何をしているのか解説
投稿の動画で何をしているのも詳しく教えて
今回の投稿では枕が身体に与える影響を検査しています。
人間にとって、頭はめちゃくちゃく敏感です。脳が入っているので一番大切な部分であるといってもいいかもしれません。なので、少しでも違和感やトラブルがあると身体にもろに影響します。
枕は頭を支えるものなので、当然、合うか合わないかで身体への影響もできます。身体にあっている状態というのは、投稿の最後にある動画のように脚が上がりやすくます。
これを防御反射といいますが、無意識に身体が緊張をしているかどうかを判断できます。
1つ目:枕のない状態
枕のない状態はいわゆる「普通の状態」です。身体に特に何も影響を与えていないので、この状態を基準にしています。
2つ目:合わない枕のある状態
今回の投稿で使った枕は、「ダメな枕」になります。動画の最後にビフォーアフタ―がありますが、枕のない状態よりも脚が上がらなくなっています。
つまり、身体の防御反応が強まって無意識に緊張が強くなっていると判断できます。
なぜ、この枕はダメだったのか?
この枕はなぜダメだったのを解説しますね。ダメな枕の特徴として最も多いのが「首に負担がかかる」ことです。
今回の投稿に登場した枕は、最も首に負担がかかる形になっています。その形状として2つの特徴があります。
- 首を支える形状
- 頭を支えない形状
になります。
ストレートネック改善の枕はやめた方がいい!
今回使った枕は実は「ストレートネック改善」の枕でした。(そこまで本格的な枕じゃなくて、安いやつでしたが、、、)
でも、販売されているストレートネックの改善の枕って、結構この形状のものが多いように感じます。
この形状の枕を使うと、投稿の中の動画でもあるように余計に体が無意識に緊張を起こします。
不要な緊張は身体にとってよくないので、ストレートネックを悪化させる原因にもなります。
【コラム】ストレートネックって物理的に矯正しても治らない
ちょっと今回の投稿とは少しずれる内容になるのでコラム的に書きます。
ストレートネックというのは、首のカーブができていない状態のことを言います。
そして、今回のストレートネック改善用の枕は物理的に首を圧迫してストレートネックを改善するっていう意図であの形状になっていると思います。
でも、結論からいうと、ストレートネックは物理的に圧迫しても治らないです。
身体全体のバランスを調整した結果として、ストレートネックになるのが最も安定すると身体が判断したので、ストレートネックになっているわけです。
つまり、元々の原因は身体のバランスなのでそこから変えないといけないですね!
無意識の緊張は何が悪いのか?
投稿の動画を見てもらうと、身体に影響があることはわかってもらえたと思います。すると、もしかしたらこんな疑問があるかもしれませんね。
無意識の緊張って身体に、どう悪いの?
この疑問について解説します。
人の自律神経は「交換神経」と「副交感神経」のバランスで成り立っています。この言葉聞いたことある人多いと思います。
イメージ的に説明すると、交感神経は戦闘モード、副交感神経は休憩モードの時に優位になります。つまり、日中の活動するときに必要な集中力や瞬発力が発揮する場面はは交換神経が優位になり、休むときのリラックスするときには副交感神経が優位になります。
緊張しているってことは、身体は戦闘モードであるということです。つまり、交感神経が優位になっていると判断できます。
これが日中なら問題ないですが、夜になって寝る時になっても身体は無意識に戦闘モードであるってことなんです。
つまり、身体は休憩できていない状態なので、細胞の修復やメンタルが安定しません。
この状態が続くと、初めは朝起きても疲れだとれない、身体が重い。から始まってどんどん不調が大きくなっていくことが考えられます。
市販の枕を疑え
枕ってたくさん売られていますよね。
よく「体のことを考えてつくりましたー」みたいな謳い文句が多いですよね。でも、こういう歌い文句を鵜呑みしてはいけません。
最近では、「身体の隙間を埋める枕」がいい枕なんてことも言われていますが、なかなか怪しいです…
実際に、僕も何個かの枕を買ってみて検査しましたが、正直「謳い文句と効果がともってない!」っていう商品もたくさんあります。
なので、謳い文句に騙されずにしっかり自分で検査をしてみて合っているものを選ぶのがベターだと言えます。
合っているかのテスト方法
最後に、どうやって「合っている枕」なのか判断する方法を紹介します。
これはすごくシンプルで、投稿の動画にあるように「脚を上げてみる」がカンタンです。先ほども書きましたが、脚が軽くあがるってことは無意識の緊張がとれているのでいい状態であると判断できます。
脚の上がりかたも段階があるので、脚が最も軽く上がる枕を探すのも良さそうです!