構造的な原因の歪みを解消する方法
こんにちは、モトオカです。
このページでは構造的な原因によるカラダの歪みを改善する方法を解説します。この方法は僕が実際にお客さんを相手に使っている方法なので、効果は実証済みだと言えます。記事を読んだら一度は試してみてくださいね。
構造的な原因による歪みは「腕」か「脚」がほとんど
構造的な原因による歪みは、結論からいうとそのほとんどが「腕」か「脚」にあります。なので、検査では「腕」か「脚」のどちらに歪みがあるのかをチェックする検査をしていきます。
原因を特定するのは「負荷検査」でチェック
負荷検査というのは、原因となる筋肉に負荷をかけた状態で可動域のチェックをする方法です。うまく機能していない原因となる筋肉に負荷がかかった状態だと可動域が減少します。その特性を利用して、どの部分に負荷をかげた状態で可動域が変化したかをチェックします。
これらの検査で原因と大きいところから特定していき、最終的にどこの筋肉に原因があるのかをチェックします。
この記事では、どうやって原因と特定するのかに着目するため、検査の仕組みなどは省いて説明しますね。
【検査方法】「腕」か「脚」どちらに原因かあるか
まず、初めに「腕」か「脚」がどちらに原因があるのかチェックします。この検査はどちらを使ってもらっても大丈夫です。わかりやすい方の結果を採用してもらえればと思います。
検査1:腕を「横から」と「前から」上げてみる
結果の比較写真
前後の写真なので、パッと見だとわかりにくいかもしれませんが、右腕(右の写真)を前から上げた時に可動域減少がみられます。左腕の方がより後ろまで可動域があるのがわかります。
横から腕を上げる時によりも、前から腕を上げる時に可動域減少や痛みがあったので、脚に問題があると判断できます。
検査2:腕を「座った状態」と「立った状態」で前から上げてみる
結果の比較写真
立った状態と座った状態だと、立った状態だと左腕の上がりかたに可動域減少がみられるのがわかるでしょうか。
この検査結果からも、立つと左腕の可動域減少があったので、脚に問題がある判断できます。
【検査方法】腕のどこの原因があるかを調べる検査
検査結果の比較と結果からわかるどこの筋肉に原因があるのか
※内側、手のひら側。外側は、手の甲側を表します。
このケースでは、検査結果の画像でもわかるように、「手首~肘の内側」「肘~肩の外側」の2か所に問題があると判断できます。
【検査方法】脚のどこに原因かあるかを調べる検査
検査結果の比較と結果からわかるどこの筋肉に原因があるのか
この結果から、今回のケースでは「左脚の膝~太もも」「右足の膝~太もも」の2か所にに問題があると判断できます。
より細かい原因を特定する検査
この検査方法も身体のどこの部分でも使えます。
今回の動画は、脚でより細かい原因を特定していますが、腕でもこの方法は使えます。
結果の比較写真
特定した部分に手を当てて前屈すると、可動域がアップしました。この結果から、手を当てた部分が可動域減少の原因であると判断できます。
筋肉の硬さを取るセルフケア方法
この方法は身体の全てに使える方法です。動画では、脚の筋肉に対して使っていますが、腕の筋肉やそれ以外の筋肉にも使える方法になります。
また、検査で問題のある箇所が2か所以上あった場合は全ての問題ある部分をセルフケアをします。
左右差がない状態になってセルフケアが完了になります。
特定した筋肉と触って深呼吸する
結果の比較写真
セルフケア後は可動域が広がりました。左右差を確認して問題がなければ、これで完了になります。
まとめ:セルフケアは「スキル」
最後にまとめとして大切なことを書こうと思いますが、セルフケアは「スキル」です。なので、「知識のように知っているかどうが」だけではなく「知っていて、できるかどうか」が問題になってきます。
なので、もし1回目で上手くできなかったとしても問題ありません。何回もしてみて少し変化があればそれだけでも成果です。さらに回数を重ねていくともっと上手くできます。