巻き肩や猫背による肩凝りや頭痛の解消する方法【吐き気やめまい】

整体

今回は相談をいただいたので、それについて解説をしていきますね。それでは相談内容をみてみましょう。

【 相談内容 】

●肩凝り、頭痛(片頭痛)
●小学生から
●ストレスが溜まった時は吐き気とめまいもプラス
●姿勢が原因かと(巻き肩、首が前に出ちゃう、なで肩など)
●巻き肩猫背を治すストレッチ、姿勢を気をつける

今回の相談内容に補足して、今回相談いただいた方は美容師をされています。

【解決策】セルフケアの方法

まず、結論からになりますがセルフケアの方法については僕の作った『セルフケアの教科書』を参考にしてもらえれば問題は解消できます。

『セルフケアの教科書』は下の公式LINEを友達追加していただくと見れるようになっているので、下のリンクから友達追加してみてください。

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今回は、具体的なセルフケア方法を1から紹介するという感じではなく、セルフケアをしていると躓きそうなポイントを先回りして解説しておきますね。

【解説の目次はこちら】

1、肩凝り・頭痛の症状に騙されない
2、自律神経の症状はどう解決するか
3、姿勢の問題の対処法

この3つに焦点を当てて解説をしていきます。

「肩凝り・頭痛」の症状に騙されない

これはほとんどの人がしてしまうことなんですが、「症状」にだまされることがとても多いです。例えば、「肩こりや頭痛」を感じる人は肩をもんだり、首のマッサージをします。

実際は、症状と原因は全く別の場所にあることが多いので、症状は「スタート地点」と考えるべきで、そこから逆算していって原因をつきとめるために使うのが適切な扱いになります。

「肩凝り」から原因を逆算するやり方

症状から原因を逆算するっていうのは、少し話がわかりにくいと思うので「肩凝り」を例にして考えてみましょう。

(※ここから「セルフケアの教科書」の内容を含むので上の公式LINEを友達追加しておいてくださいね。)

「肩凝り」ってことは肩に問題があるってことになりますね。では、この「肩凝り」をもう少し細かくみて原因を探していきみましょう。「肩凝り」ってことは、何もしてなくても痛みや違和感を感じることもありますが、動きに制限もできています。

例えば、腕をあげる時に真上まで上がらないであったり、腕を後ろに引けないであったり、これは同じ「肩凝り」であってもどの動きに制限がでるのかは人によって変わります。真横からあげるのがツライ場合は腕に問題あると判断できますが、正面から腕があげるのがツライという場合は「脚」が原因であると言えます。

また、「肩凝り」と同様に「頭痛」ももう少し細かく見ていくと原因をつきとめることができます。「頭痛」に関係してそうなのは首の筋肉だったりするので、首も「どの動きをすると痛みがでるのか?可動域の制限が起こるのか」を分析して「原因」をつきとめる必要があります。

自律神経の症状はどう解決するか

次に、今回の相談にもある吐き気やめまいといった自律神経による症状はどのように解決するべきなのかを解説します。

自律神経ってよく聞く言葉だけど、ちょっとふわっとしているのでなかなか具体的な対策を立てれる人って少ない感じがします。具体的な対策をたてづらいこそ「薬」に頼る人が多いのではないかと感じています。

自律神経の問題を分解してみる

自律神経の問題についても少し分解して考えてみましょう。自律神経には2種類あります。「交換神経」と「副交感神経」ですね。さらに、話を進めていくと、自律神経の問題っていうのは過度の交感神経の優位が原因になります。副交感神経が優位になりすぎて自律神経がおかしいなんて聞いたことがないですよね。

【交換神経と副交感神経の特徴】

上の表からもわかるように、身体が緊張状態にあると自律神経の問題が起こりやすいと判断できます。実際に、身体に不調が多い人は身体が無意識に緊張している「過緊張」という状態になっていることが多くあります。

実際、交換神経が過剰に敏感になっている「過緊張」の状態になると身体にも影響があります。自律神経に関係する動画を紹介します。この動画は自律神経の歪みを解消すると身体がどのように変化するのかを施術した動画になります。

動画をみてもらうとわかるように、自律神経が原因の歪みを解消するだけで身体にも変化があることがわかります。自律神経は精神的なものと思う人も多いかもしれませんが、施術やセルフケアでも解消できることがわかります。

「セルフケアの教科書」でも自律神経問題も解消できるようになっていますので、一度覗いてみてくださいね。

姿勢の問題の対処法

猫背や巻き肩のような姿勢も問題はなかなかすぐに改善しないことが多いです。実はこれにも理由があります。

この一番の原因となるのは「意識で解決しようとしている」という点です。例えば、猫背の人であれば背筋をピンと伸ばすように意識をする人が多いですね。

関節は筋肉のみで動く

前提として覚えて押してほしいのは、関節は筋肉で動くことができということです。つまり、関節が自発的に動くということはなく、猫背のような背骨の歪みがあるということは、背骨の歪みを引き起こしている筋肉がどこかにあるということがわかります。

さらに細かく見てみると、猫背のように背中が丸まった見た目になるということは、複数の背骨で可動域の減少が起こっているということです。つまり、猫背の原因の背骨の歪みの数だけ、原因となっている筋肉があるということです。

歪みの数が多いから猫背は改善しにくい

これをまとめると猫背や姿勢の問題が改善しにくい理由がわかると思います。

例えば、腕が上がらないというような肩関節の問題であれば関節の数が少ないので、原因となる筋肉の数も少ないのでケアの手数も少なく対応できます。しかし、猫背のような姿勢(背骨)の問題はたくさんの関節があるので、原因となる筋肉の歪みを解消するための手数が増えてしまいます。

これを理解していないと、肩こりと猫背が同じ手数でケアできると思ってセルフケアに取り組むと、「猫背のような姿勢の問題は改善しにくい」という印象をもってしまうので注意が必要です。

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