【解説】腕が上がらないを短時間で改善してみた
今回はこちらの動画を解説します。
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どんな施術をしているのか詳しく解説
筋膜の癒着をはがしている
まず、『何をしているのか』を解説しますね。
施術の内容としては、癒着した筋膜をはがしています。
腕が上がらないのは筋膜同士が癒着をすることによって動きが制限されていると考えることができます。
イメージとしては、歯車が錆びていると動かしてもギギギ・・・ってなんて動きが止まってしまう感覚です。油をさすと滑りがなめらかになって動きもスムーズになりますよね。
施術の方法はさまざま
次に、『どうやって癒着をはがしているのか』を解説しますね。
癒着のはがし方はかなりたくさんあります。僕は今回の動画では指をピンってしてはじくようにして癒着を取り除いています。他にも圧迫をして癒着を取り除いたりする方法もあって、方法は何でもいいと思います。
今回の僕のピンッってやり方は一人ではできないと思います。なので、記事の最後に「セルフケアでするならどうやってするのがオススメなのか」を書いています。セルフケアをする場合はそちらを見てもらうといいと思います。
施術する場所はどうやって見つけるのか?
先ほど「どうやって施術をするのか」を解説しました。でも、「施術する場所をどうやってみつけるのか?」っていうものわからないとセルフケアはできませんよね。それについても解説します。
でも、少し前提条件があります。
今回の動画には撮っていないのですが、先に検査をして腕が上がらないのは腕に原因があるということを特定しています。こう言うとこんな疑問があるかもですね。
『腕が上がらないのが腕に原因がある。って当然じゃない?』
これは当然ではないのです。腕が上がらないのが脚にあったり、逆の腕にあったりします。これを解説するとかなり深い話をしないといけないので今回は省略しますね。
でも、初めての人でもわかりやすい検査を紹介します。この検査でも症状の改善は期待できます。
今回の動画で行った検査方法
今回の動画で行った検査の方法は『手のひらを上にして、腕を上げる』です。
施術前の検査は下の動画で確認してくださいね。
動画をみると確かに手のひらを腕にして腕をあげていますよね。この状態で途中で腕が上がらなかった場合は「前腕の内側に腕が上がらない原因がある」ということがわかります。
【 ↑ 前腕の内側】
もう少し細かく原因を特定してみる
手のひらを上にして腕を上げた時に、異常があれば前腕の内側に原因があるってことはわかりましたか?
次に、「じゃぁ、前腕の内側のどこ?」って疑問がでてきます。
これは腕の上がる角度をみると、だいたいの場所が特定できます。
【腕の上がる角度と原因のある場所の関係】
腕が上がればあがるほど手首に近い場所に原因があるということがいえます。文章にするとわかりにくいので、例をあげておきますね。
・腕が水平以上上がらない
→ 肘付近の筋膜の癒着が原因
・斜め45°くらいで腕が上がらなくなる
→ 肘と手首のちょうど中間あたりの癒着が原因
・ほぼ真上まで上がるけどもう一歩
→ 手首に近い場所の癒着が原因
これを踏まえて、もう一度施術中の様子を見てみてください。初めは45度くらいの場所で腕がとまっているので、腕の真ん中くらいを施術。その次は60度くらいまで上がったので、もう少し手首に近い場所を施術。最後はほぼ最後まで上がっているのでより手首に近い場所を施術していますね。
どうですか、わかりますかね。。。
セルフケアするならどうしたらいい?
これで僕が今回の動画で何をしているのかを解説できたと思います。でも、自分でセルフケアをするとなったら疑問がでてきますよね。
セルフケアをするならどうしたらいいの??
これについて解説していきますね。
検査の方法は同じでOK!
検査の方法は先ほ書いた方法でOKです。一応復習のために流れを再確認しておきましょう。
【今回の動画に当てはまる人の検査の流れ】
☑ 手のひらを上にして腕が上がらない人
☑ 腕の角度によって、施術場所をより詳しく特定
これでOKです。では、セルフケアの場合どうやって筋膜の癒着を取り除くのか?
セルフケアで筋膜の癒着を取り除く2つの方法
今回は2つの方法を紹介します。自分に合った方法で試してもらえればと思います。
1、癒着してる場所を手で押さえて深呼吸
1つ目は手で押さえて深呼吸です。癒着のある場所を特定して深呼吸を3回してみてください。いつもよりも深く深呼吸するのがオススメです。この方法でも癒着が取り除ける方が不思議ですよね。
この方法でも癒着が解消できるのは実際に試していますので効果実証済みです。
何も道具が必要ないのでお手軽にできます。
2、健康グッズで癒着を取り除く
2つ目は癒着を取り除く健康グッズに頼る方法です。癒着を取り除く健康グッズはたくさんありますが、一般的なのは下のような商品でしょうか。
今回の動画では健康グッズで癒着を取り除く様子は載せていませんが、実際に試してみたところ十分に効果あったのでこの方法でもOKです。
もし、施術する場所がわからなかったら
どこに筋膜の癒着があるのか特定する方法を紹介しましたが、慣れていないと少し難しいかもしれません。もしかしたら、なかなか場所を特定できないかも、、そんな時は「ここかも!」って思った場所を片っ端からセルフケアしていきましょう。
結局は慣れです。僕は慣れたので検査をした時に見ただけである程度の場所が特定できるようになりました。初めは全然わからなかったですが(笑)